ワーキングホリデーに英語力は必要？英語を話せることで得られるメリットも解説！

英語力の習得が義務ではないものの、現実的に海外で暮らすことを想定すると、最低限の英語力は持っていないと厳しい部分があります。

仕事を抜きにしても、買い物や道を尋ねる場合など、英語力が必要となる場面は多々あります。ほとんど英語力がない状態でワーキングホリデーに行ってしまうと、充実した生活を送れずに苦労することになってしまいます。サウスピークさんの調査によると、ワーキングホリデーを行なった人のうち、現地に行ってから英語が伝わらず苦労した人はなんと83%にも上るとのことです。

このアンケートからも分かるように、最低限の英語力を持たずにワーキングホリデーに向かうと十中八九苦労します。慣れない場所で苦労するならば、日本にいる間に最低限の英語力を身につけるべきなのです。

結論から言うと、買い物や外食、道を尋ねる場合など、日々の生活で困らないレベルの英会話ができるレベルがあると良いでしょう。日本人に馴染みのあるTOEICで表すと500点〜600点、英検でいうと2級程度のレベル感です。

このくらいの英語力があれば、買い物やご飯を食べに行った際に英語で困ることはほとんど無くなるでしょう。

英語を話せることで得られる最大のメリットは、働く際の選択肢が圧倒的に増える点です。

よほど資金面に余裕がある方を除いて、ほとんどの方は現地で仕事をして、お金を得ながら暮らすことになります。そうなってくると、まずは現地で仕事を探す必要があるでしょう。

しかし現地で仕事を見つける場合、ほとんどの職場では英語のスキルが求められます。日本人と働ける日本食レストランの従業員や現地の人とほとんど接する機会がないクリーニング業などは、ほとんど英語力がなくても採用してもらえます。しかしその他ほとんどの職種では、ある程度高いレベルの英語力を求められるため、採用してもらえる可能性は低くなります。

裏を返すと、ある程度現地の人とコミュニケーションを図れるだけの英語力があれば、ほとんどの職種で採用してもらえるようになります。現地のオシャレなカフェや人気の観光地など、自分の好きな場所で働く夢も実現できるでしょう。

英語力を身につけた状態でワーキングホリデーに行く二つ目のメリットは、日々の生活を快適に過ごせる点です。先ほどお伝えしたように、最低限の英語力さえあれば、買い物などの生活面で困ることなく暮らすことができます。

現地での生活で自分の意思を伝えたり、相手の言っていることを理解できない日々が続くと、ストレスが溜まったり精神的に疲弊してきます。せっかく海外で暮らすという貴重な機会を得たにも関わらず、かえって精神状態が悪化したら本末転倒です。こうしたリスクを軽減できる点も、英語力を身につける大きなメリットとなるのです。

現地で友達を作りやすくなる点も、英語力を身につけてからワーキングホリデーに行くメリットの一つでしょう。

やはり英語力がないと、相手と意思や意見を伝え合うことができないため、深く仲良くなるのは困難です。しかし英語でコミュニケーションができれば、互いに意思や意見を伝え合うことができるため、仲良くなりやすいです。

ワーキングホリデーでは従来の友達が全くいない場所で暮らすため、どうしても寂しくなってしまうものです。現地の友達を作れば、寂しさはなくなりますし、海外生活をより充実したものにできるでしょう。