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英語のディクテーション 具体的な方法と効果

英語のディクテーション 具体的な方法と効果

英語の勉強法のひとつにディクテーションがあります。聞いた言葉を書き取るという勉強法です。リスニングの練習になるほか、文章を書き取ることで、ライティングやスピーキングの練習にもなります。

どのようにすれば効果的にディクテーションができるのか知りたいという方もいるのではないでしょうか。ディクテーションの正しい学習方法や注意点をご紹介します。

ディクテーションのやり方は?

ディクテーションは外国語を学ぶ際、よく使われる勉強法です。15秒から30秒程度の文章を聞き、聞こえたとおりに書き起こします。リスニングや発音の練習には絶好の勉強法です。

最近ではディクテーションが、スピーキングの練習にもなるといわれています。英語を聞きながら、自分で文章を組み立てるからです。ディクテーションの具体的な方法を解説します。

文章単位で書き取ろう

ディクテーションをするにあたって、まずは教材を選ぶ必要があります。市販されている教材もありますが、無料のディクテーションサイトを利用するのもひとつの方法です。最近ではディクテーションのスマホアプリもあります。

ディクテーションする際には、文章単位で再生するようにしましょう。長すぎると集中力が途切れてしまいますし、短くても練習になりません。

20秒前後の文章を目安にしましょう。2、3回再生して自分なりに聞き取れて文章を書き留めたら、答え合わせをします。もし間違っていた単語があれば、なぜ間違えたのか考えてみましょう。

ディクテーションで重要なのは、聞き取れない単語で立ち止まらないことです。2、3個わからない単語があっても、文章全体の意味はなんとなくわかるはずです。聞き取れなかった単語も、意味が推測できるのではないでしょうか。

「音」で聞き取れなくても、「意味」から単語が浮かんでくることもあります。数回聞いて、それでも聞き取れなければ、答え合わせをして確認しましょう。

自分の弱点を知ろう

ディクテーションでは自分の弱点を知ることができます。何度もディクテーションをして答え合わせをしていくうちに、同じような間違いをしていることに気づく場合があります。

たとえば、ある特定の単語が聞き取れていない場合などです。自分がイメージしている発音と、実際の発音が違うことが考えられます。あるいは、名詞の複数形を毎回単数形で書いてしまうという人もいるかもしれません。

この場合は、リスニングの問題というより、どんな場合に複数形を使うのか、基本的な使い方が理解できていないことも考えられます。

このようにディクテーションを繰り返すことで、自分の弱点が明らかになります。

ディクテーションの注意点は?

ディクテーションの際、注意が必要なことがあります。ブツブツ単語単位で音声を停止させたり、長時間ダラダラと続けたりしないことです。

正しい方法で集中して取り組まなければ、効果的な学習とはいえません。注意点をまとめました。

単語ごとに音声を止めない

ディクテーションでは2、3回聞いてわからない単語があったときに、その単語をなんとか聞き取ろうと、単語の部分だけ音声を止めて聞きたくなる衝動にかられます。

しかし、単語単位で音声をブツ切りにしないようにしましょう。ディクテーションでは自分が聞き取れなかった単語が何なのかを知ることも大切な学習のプロセスだからです。

また、単語や短いフレーズごとに音声を切ると、英語のイントネーションやリズムを学ぶことができません。文章のどこで区切って発音しているのか、単語はどう発音しているのかなどを知ることもディクテーションの重要な学習です。

長時間だらだらやらない

長時間だらだらやらないことも重要なポイントでしょう。ディクテーションは集中力が大切です。1日30分程度をめどに継続して取り組むことが重要といえます。

聞き取れなかった音声を何度も何度も聞き直す必要はありません。ディクテーションは自分が知らなかった表現、聞き取れなかった言葉などを発見して学んでいく学習法だからです。

なるべく早く答え合わせに移りましょう。正解したいという気持ちはわかりますが、テストではありません。同じ音声を聞くのは5、6回を限度としましょう。

まとめ

ディクテーションは自宅などで独学する際には、最適な勉強法のひとつです。自分がどういう間違えを繰り返しているか、傾向をつかむことで自分の弱点がカバーできます。

しかし、ひとりで取り組むと、なかなか続かないという人もいるのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのはオンラインでマンツーマンの英語学習サービスを提供している「テーラーイングリッシュ」です。マンツーマンなので、自分の弱点を補うようカリキュラムを組んでくれます。

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