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英語のトレーニング法をご紹介!自分に合った方法を選ぼう!

英語のトレーニング法をご紹介!自分に合った方法を選ぼう!

英語の実力を高めるために効果的だといわれるトレーニング方法がいくつかあります。巷やネットには、こうしたトレーニング方法を紹介した記事などがあふれています。

どのトレーニング法がもっとも効果的なのか、疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。それぞれのトレーニングの目的が理解できれば、どれが自分にふさわしいかの判断がつきます。

そこでここでは、よく知られている英語のトレーニング方法について、それぞれ解説します。

英語トレーニング~リスニング力を高める

リスニングは外国語を学ぶうえで基本といえます。リスニングができないと、なかなかしゃべれるようにもなれません。リスニングのトレーニングは、自宅などでひとりでも手軽にできるのが特徴です。代表的なトレーニング方法をご紹介します。

多聴

リスニング力を向上するのに効果的だといわれているのが「多聴」です。文字どおり英語をたくさん聞いて耳を慣らすことによって、リスニング力の向上を目指します。

ポイントは、理解できなくてもシャワーを浴びるように英語を聞き続けることです。小さな子どもが言葉を聞き続けるうちに、やがてみずからも話せるようになるのと同じ考え方といえるでしょう。

ネイティブの英語を、なるべくたくさん聞き続けることです。やがて、単語や表現が耳に残るようになれば成功といえます。

日本にいながら生きた英語にどう触れればいいか戸惑う方もいるかもしれませんが、YouTubeやテレビのCS放送、ラジオなど、リソースはいくらでもあります。自分の興味のある分野の話題を英語で聞いてみましょう。

「多聴」と似たトレーニング方法に「精聴」と呼ばれる方法もあります。「精聴」は聞き流すのではなく、わからない単語や表現はそのつど調べて、英文ひとつひとつを丁寧に聞いていく方法です。「多聴」と「精聴」を組み合わせると、さらに効果的といえます。

ディクテーション

もうひとつおすすめのトレーニング方法が、ディクテーションです。英語を聞いて、文章を書き起こしていきます。ポイントは、正しく聞き取れているかどうかです。

聞き取れない部分があれば、音を手がかりに辞書で調べるなどしてみましょう。聞き取れなかった単語や表現を知ることで、リスニングの課題が見えてきます。

ディクテーション向けの教材を利用するのもいいでしょう。教材を利用すると、すぐにこたえあわせができるため、聞き取れなかった単語を辞書で調べる手間が省けます。

シャドーイング

シャドーイングと呼ばれるトレーニングも、リスニング力向上に有効といえます。これはシャドー(影)のように、聞いた英文のあとをついていくようにして発音するというものです。ここでご紹介したトレーニングのなかでは、比較的レベルの高いトレーニングかもしれません。

聞くだけではなく、そのあとについて発音してみることで、表現方法や文章の組み立て方を身につけることを目的としています。シャドーイングは文章を声に出すため、次にご紹介するスピーキングのトレーニングにもなるでしょう。

英語トレーニング~スピーキング力を高める

スピーキング力の向上は、英語を使って話す機会がどれほどあるかによって左右されます。日常的に英語を使う機会がない方にとっては、大きな課題です。

そんな方が自宅でひとりでも取り組めるトレーニングがいくつかあります。英語が話せるようになるためのトレーニングを2つご紹介します。

リピーティング

リピーティングは、英文を聞いたあとに自分でも同じように発音してみるトレーニング法です。先ほどご紹介したシャドーイングと似ています。

違いは、シャドーイングが影のように文章を聞きながらそのあとをついて発音するのに対して、リピーティングは英文を聞いたあとに、あらためてその英文を自分の言葉で発することです。英文の再生を、いったん止めるか止めないかが違います。

このためリピーティングでは、文章を暗記して復唱できる長さの英文が使われます。わからない単語は、意味や発音を調べて、正しい発音とイントネーションで復唱することが重要です。

リピーティングを繰り返すことによって英語の文章の組み立て方や正しい発音が身につき、スピーキング力の向上につながります。

リフレージング

リフレージングは、すでにある英語の文章を別の言い方に置き換えるという方法です。このトレーニングのねらいのひとつは、表現の幅を広げることにあります。別の英単語や熟語を使って同じ意味の文章を作るのは、とてもいい訓練です。

もうひとつのねらいは、知っている単語で文章を組み立てる力をつけることにあります。実際に英語を話す場面では、英語でどう言えばいいかわからない言葉があっても、いちいち辞書を引いていられません。

自分が知っている単語を使って、英文を組み立てるしかないでしょう。リフレージングは、英文を作る力をつけるには、効果的なトレーニングです。

英語トレーニング~読み書きの力を高める

読み書きは辞書が片手にあればできると思っている方もいるのではないでしょうか。辞書はとても重要なツールですが、いつも頼ってばかりだといつまでたっても辞書が手放せなくなってしまいます。読み書きの力が確実につくといわれているトレーニング方法をご紹介します。

多読やスラッシュリーディング

読む力をつけるには「多読」が有効です。とにかく多くの文章を読むことです。趣味や興味のある分野の記事や本を、たくさん読んでみましょう。初めは難しく感じることもあるかもしれませんが、読み進むうちに英文の構造に慣れて理解が早まります。

ポイントは、わらない単語がいくつかあっても気にせず読み進むことです。読み続けるうちに、わからない単語の意味が推測できます。どうしても意味が推測できず気になる場合のみ、辞書で意味を調べましょう。

多読と同じようなトレーニングに「スラッシュリーディング」があります。これは、文章を固まりごとに「スラッシュ」(斜線)を入れるつもりで理解していく方法です。たとえば以下の例文をご覧ください。

Mr. Baker was telling me that he had been in Tokyo when he was in college, but I’m not sure how long he’d lived in Tokyo.

この比較的長い文章を固まりごとに区切りながら理解していきます。たとえば以下のように区切ることができます。

Mr. Baker was telling me/that he had been in Tokyo/when he was in college, /but I’m not sure/how long he’d lived in Tokyo.

スラッシュを入れることで、日本語に訳さなくても、小さな固まりごとに英語のまま理解できるようになります。

スラッシュを入れる場所は、コンマのあとや前置詞の前後、接続詞の前などがふさわしいでしょう。スラッシュリーディングを繰り返すことで、英語の構造がおのずと理解できるようになるといわれています。

書き写し

「書き写し」は英文を書き写すトレーニング方法です。それだけ?と思う方もいると思いますが、英文を書き写すことで、単語や表現が記憶に残り、とても効果的な勉強法だといわれています。

単語帳に暗記したい単語を書くのに近いものがあるかもしれません。英文を丸暗記するのが目的ではありませんが、単語の順番や熟語、イディオムなど、書き写すことで印象に残る場合があります。いわば体で英語を覚えようというトレーニングです。

まとめ

英語のトレーニングを取り入れる際には、どんなスキルを高めたいのか、目的を明確することが大切です。ひとつのトレーニングだけに依存せず、いくつかを組み合わせるとより効果的でしょう。

自分にはどのトレーニングが向いているかわからなければ、オンラインでマンツーマンの英語学習サービスを提供している「テーラーイングリッシュ」に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

ひとりひとりのニーズにあった英語学習を提供している「テーラーイングリッシュ」では、あらゆる相談に無料で応じています。英語のどんな力をつけたいのか、いつまでに身につけたいのか、ご自身の状況を伝えて相談してみることをおすすめします。

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