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独学でも効果抜群!初心者のための英語勉強法とは?

独学でも効果抜群!初心者のための英語勉強法とは?

「独学での効果的な英語の勉強法を知りたい」

「初心者だけれど独学で英語を学びたい」

そんな人はいませんか?ここでは英語初心者でも独学で上達できる効果抜群な英語学習の方法についてお伝えします。

➀発音を学ぶ

英語学習を始める上で正しい発音を学ぶことは不可欠です。自分で読める単語は聞き取れるようになるので、正しい発音を身につけることでリスニング力もアップしますよ。

発音を学ぶには「英語のリズムとイントネーションを身につけること」と「音声変化と発音記号を学ぶこと」の2つの面からアプローチすると良いでしょう。

英語のリズムとイントネーションを身につける

あなたは第二言語習得研究という言葉をご存じでしょうか。第二言語習得研究とは母国語以外の言葉を身につける仕組みを脳科学や心理学、言語学などから解き明かす学問のことです。

この第二言語取得研究によると英語の発音にはリズムとイントネーションが重要だとされています。

日本語は音が一定に話されて抑揚が少ないので平坦になりがちです。対して英語はリズムや抑揚がある言語なので、日本語を話すのと同じ感覚で英語を話してしまうとネイティブには通じづらくなってしまうのです。

英語を話すときは音の強弱やリズムを意識するようにしましょう。リズムとイントネーションを身につけるにはネイティブの話し方を同じようにコピーすることが重要です。コピーするにはこの英語学習の動画がオススメですよ。



真似する際には以下のことを特に意識しながら発音していきましょう。

・音の強弱
・イントネーション
・音の高低

自分は役者なんだというつもりで大げさに話すようにしてみてください。堂々と話すだけでもあなたの英語がより伝わりやすくなりますよ。

音声変化と発音記号を学ぶ

子音と母音がセットになっている日本語とは異なり、子音と母音が別々の音として存在している英語ではそれぞれの発音の練習が必要になります。発音記号を学んで英語の正しい発音を身につけましょう。

発音記号のほかにも英語の特徴として音声変化というものがあります。音声変化とは、言葉が話されるときに元々の発音が変化してしまうことです。

例えばTake it easyは「テイク イト イージー」ではなくて、「ティキリーズィー」と話されます。これらは日本語にはない特徴なので最初は混乱するかもしれませんが、音声変化や発音のルールを学ぶことで次第に理解できるようになっていきます。

発音を学ぶ際におすすめの参考書は「ゼロからスタート リスニング だれにでもできる英語の耳作りトレーニング」です。

この本には発音記号だけではなく、連結や脱落といった英語特有の音声変化のトレーニングも出来るので英語の発音を1から学ぶことが出来ます。何度も練習してネイティブに伝わる英語を身につけましょう。

中学レベルの英文法・語順を理解する

「英文法は勉強する必要がない」という声もありますが、英語学習において文法や語順を理解することは重要です。なぜなら日本語と違って英語は語順が命だからです。

例えば『私は彼女にリンゴをあげました。』という文章は『彼女にリンゴをあげました』といっても『私はあげました、リンゴを彼女に』といっても(不自然ですが)意味は通じます。

日本語は「てにをは」が正しく使われてさえいれば、語順が異なっても意味が通じるのです。しかしこれを英語にすると

I gave her an apple



I gave an apple to her

でないといけません。

An apple gave I her

Her gave I an apple

などと言ったら全く意味が通じなくなってしまいます。通じる英語を話すためにも英文法・語順を学びましょう。

と言っても難しすぎる英文法を知る必要はありません。中学レベルの文法が理解できるようになれば日常会話は十分に話せるようになります。

おすすめの参考書は『中学英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく』山田 暢彦 (監修)です。この参考書は文字通り中学で習う初歩の文法からわかりやすく解説してくれるので、「文法が苦手」という人にもスッと入ってきやすいです。

この『ひとつひとつわかりやすくシリーズ』には解説動画もあるので、参考書を学んだうえで動画を見ることでさらに理解が深まりますよ。



中学英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく

クイックレスポンスのトレーニングを行う

英単語をたくさん覚えても、いざスピーキングをしようしたら全く言葉が出てこなかった経験がある人はいませんか?これはパッシブボキャブラリーばかり増えているからかもしれません。

パッシブボキャブラリーとは理解は出来るけど自分で使うことが出来ない単語のことです。対して、理解が出来て自分で使いこなすことも出来る単語のことをアクティブボキャブラリーといいます。

スピーキングを上達させるにはアクティブボキャブラリーを増やすことが大切です。アクティブボキャブラリーを増やすにはクイックレスポンスのトレーニングが有効です。

クイックレスポンスとは、日本語を聞いたらそれを瞬時に英語にしていくトレーニングのことです。日本語を聞いたら、パッと英語が言えるようになるまで繰り返し練習してみてください。

最初はスムーズに言えないかもしれませんが練習を重ねるうちにパッと口から英語が言えるようになっていきます。

クイックレスポンスにおすすめの教材

英語の教材を使ってクイックレスポンスを行ってみましょう。オススメのクイックレスポンスの教材は「ユメタン」です。

ユメタンのCDは日本語⇒英語の順に収録されており、クイックレスポンスの練習に最適です。何度も何度も繰り返し同じ単語に出会うことで記憶が強化されて、瞬時に日本語から英語にする力が身についていきます。

パッと英語に変えられることであなたのスピーキング力がグンと伸びますよ。

英語を英語のまま理解できるようにする

英語を聞いた時に頭の中で日本語に翻訳してしまう人はいませんか?日本語に翻訳する癖がついてしまうと瞬時に英語が理解できなくなってしまい、リスニングで対処がしきれなくなります。

スムーズな英語を話すためには英語を英語のまま理解できる力が不可欠です。この英語を英語のまま理解できるようになることを第二言語習得研究では自動化と言います。

自動化を行うためにはどうしたらよいでしょうか。それにはシャドーイングや瞬間英作文などが有効です。

シャドーニングを行う

シャドーイングとは音声よりも少し遅れて英語を口から出していく練習方法のことです。音声が聞こえたら、聞こえた通りにそっくりそのまま英語を口に出してみましょう。

もし難しい場合は、最初は英文をみながら行ってもかまいません。最初は意味を考えずに音だけを追うことに集中してみてください。

慣れてきたら意味を考えながらシャドーイングにチャレンジしてみましょう。意味を理解しながらシャドーイングすることが出来れば、その英語の音声のスピードできちんと英語が理解出来ていることになります。

瞬間英作文を行う

瞬間英作文とは、中学で習うレベルの簡単な文型の英語を素早く声に出して作るトレーニングです。例えば以下のような文章は英語で何というでしょうか?この町には5千人くらいの人がいます。答えはこのようになります。

There are about five thousand people in this town.

英文をみたらわかることでも瞬時に英語にすることは難しいのではないでしょうか。このような単純な文型をひたすら反復練習することで、理解できるけど話せない英文を話せる英文に変えていくことができます。

瞬間英作文のトレーニングにオススメの参考書は「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) 」です。

この教材は日本語⇒英語の順でCDが収録されているので日本語が流れてきたらパッと英語にできるようにトレーニングしてみましょう。

英語でひとり言をいう

英語でひとり言をいうことも独学でオススメの勉強法です。『英語は右脳で学べ!』の苫米地 英人氏によると、人間はふだん1日に2万回も頭の中でひとり言(苫米地氏によるとセルフトーク)を行っているのだそうです。

「はあ・・疲れたな・・」
「この前の書類を提出しないとな。めんどくさい・・」

など意識的にせよ無意識的にせよ子供のころから息を吸ったりするのと同様に多くのセルフトークが頭の中で繰り返されているのです。

特に怒り、恐れ、喜び、悲しみなど一時的かつ急激に生まれた感情が沸くときに特に多くセルフトークは行われます。

例えば、テストで高得点を取ったら「やった!」、点数が低かったら「もう、最悪!」といったような会話が頭の中で行われているのです。

これらのセルフトークを英語で言ってみましょう。私は通勤途中に見えた光景を英語で実況中継をする、今自分が行っている行為を英語にする、などをしていました。出来れば声に出したほうがより良いですが、声に出さなくても十分に効果があります。

1日のうち2万回のセルフトークのうちの少しだけでも意識して英語にしてみることで、あなたのスピーキング力は大きく変わりますよ。お金もかからずどこでもできるので是非、試してみてくださいね。

定型表現を覚える

友人に数年ぶりに偶然まったく違う場所で会ったら英語でどのように声をかけたらいいでしょうか。

Long time no see! (久しぶり!)
What a coincidence! (偶然だね!)

などがあります。このようなパターン化された定型表現を使いこなすことは英語上達の近道になります。定型表現をたくさん覚えれば、直接、1から英語をつくる必要がないのでスピーディーで自然な英語を話せるようになります。

こちらの動画では英語でよく使われるフレーズが50個紹介されています。



どれも簡単なのに自然でネイティブがよく使う表現です。下記が紹介されているフレーズの一部です。

What have you been up to? 最近何をしていたの?

友人に久しぶりに会って近況を聞きたいときなどによく使われる表現です。カジュアルなのでビジネスでは使わないようにしましょう。

答え方としてはI’ve been busy(最近忙しかった)、I’ve been doing well(元気にしていたよ)といったように答えます。

It doesn’t matter. 大丈夫です、問題ないです

‘matter’には(考慮すべき)事柄といった意味があり、それが否定されているので考慮すべきことはない➡大きな問題ではないといった意味になります。

レディガガのBorn this way という曲の最初に

‘It doesn’t matter if you love him, or capital H-I-M’

と言っています。これは「あなたが彼を愛していようが神(大文字のH-I-M)を愛していようが関係ない」といった意味になります。

Where were we?なんの話してたっけ?

直訳すると「私たちどこにいたっけ?」ですが、これは会話していて、途中で何かで中断されて再開しようとするときに使います。日本語でも同じようなシチュエーションがありますよね。

Lucky you! いいなあ、うらやましいなあ

同じような意味でI envy youというのがありますが、こちらは妬んでいるようなネガティブなニュアンスが強いので、うらやましいなあと言いたいときは、Lucky you!や I’m so jealous! という表現を使うようにしましょう。

初心者が独学で英語を勉強するために大切なこと

初心者が独学で英語を学ぶためのトレーニング方法は以下の通りです。

➀発音を学ぶ
②中学レベルの英文法・語順を理解する
③クイックレスポンスのトレーニングを行う
④英語を英語のまま理解できるようにする
⑤英語でひとり言をいう
⑥定型表現を覚える

独学で英語を学ぼうとするときに大切なのは正しい方法を知り、それを継続していくことです。さらに定期的に自分の英語力を客観的に分析して、

・何が自分には足りないのか
・それを補うためには何をしたら良いのか

を考えて実行に移すことが重要です。もし英語学習に関する専門的な意見が欲しいという人は、マンツーマンのコーチング英語学習サービス、テーラーイングリッシュがオススメです。

テーラーイングリッシュは先ほど述べた第二言語習得研究に基づいて英語学習のプログラムが形成されるので、効率的な英語学習が可能になります。

質の高いマンツーマンのオンライン英語レッスンだけではなく、個別学習プログラムの設計、メンタリング、日々の学習管理がすべて自宅で受講できます。

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