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初心者でも英語がペラペラ話せる人になる!スピーキング上達法

初心者でも英語がペラペラ話せる人になる!スピーキング上達法


「英語をもっと話せるようになりたい!!」

「勉強しても思うように英語が話せない」

「スピーキングってどうやって上手くなるの?」

そう思っている人はいませんか?特に英語を始めたばかりの時は、英語が思うように話せずにもどかしい思いをすることってありますよね。

いざ外国人の前にすると思っている事が上手く言えなかったり、相手の言うことが理解出来なかったり・・うまく話せなくてモヤモヤしてしまうのはあなただけではありません。

ここでは初心者がスラスラ話せるようになる英語のスピーキング上達法についてご紹介しますね。本記事はこんな人にオススメです。

  • スピーキングが苦手
  • 英語初心者でどう勉強したらよいかわからない

スピーキングを上達するにはどのようにしたらいいのでしょうか?スピーキングのプロセスがわかれば上達法が見えてきます。

英語が話せないのには様々な原因があり、その原因を知ることで適切に対処することができるのです。スピーキングが出来るようになるには以下のようなプロセスがあります。

概念化言いたいことが頭に思い浮かぶ
文章化文法や単語を用いて文章を作る
音声化作った英語を実際に声に出す

このプロセスは言語学、心理学、脳科学などから母国語以外の言語を習得方法について研究している第二言語習得で提示されているものです。このそれぞれのプロセスが上手くいかないとスピーキングがうまく出来ません。

「概念化?どういう意味?」

そう思いますよね。詳しく解説していきますので安心してください。

概念化に問題がある場合、言いたいことが思い浮かべられない

概念化とは「言いたいことが頭に思い浮かぶ状態」のことです。この時点では頭に浮かんでいるだけでまだ言葉に組み立てられていません。

この概念化が上手くいかないと自分の意見がわからないので、何を言っていいのかわからなくなります。英語を話す以前の問題ですね。

日本語でもあなたの全く興味のない分野について話してと言われても、何て言ってよいかわからないことってありますよね。そんな時は日本語だと何とこたえるでしょうか。

「ええっと・・。よく知らないので何と言っていいかわからないです・・」

こんな風に言う人もいるかもしれません。これを英語で言ってみましょう。

何て言ってよいかわからない場合に使えるフレーズ

Well.. ええと・・
Let me see…えーっと
I’m not sure. わかりません
I have no idea. わかりません
I don’t know what to say. 何て言っていいかわかりません
I don’t know much about it. それについてよく知りません

一番よくないのが何て言ったらよいかわからないからといって黙ってしまうことです。ちょっとでも英語を発する努力をしてみましょう。

また、日ごろから自分の意見を持つようにすることも大切です。英語ではあなたの意見を持つことが大切とされています。外国人と会話しているとき、

Why do you think so?
なぜそう思うの?

と聞かれることがしばしばあります。その際にbecause…なぜなら~です、とあなたの意見を説明できるようにしましょう。例えば、もし友達に犬好きか猫好きか聞かれた場合、

I like dogs, because dogs are loyal.
私は犬が好きです。なぜなら忠実だからです

というように主張の後に理由を述べることでわかりやすくクリアに話すことが出来ます。

概念化に問題がある場合の対処法

・何と言えばわからない時に使えるフレーズを用意しておく
・普段から自分だったらどう思うか?を考えるようにする

文章化に問題がある場合

言いたいことを英語に出来ない

文章化に問題があると日本語で話したいことがあってもそれを英語に変換できません。通常、私たち日本人は日本語を難なく話せるので、複雑なことも日本語で表現することができます。

しかし日本語で話すようなイメージでそのまま英語に翻訳しようとすると、英語で話せる範囲を超えてしまうので、しばしば何て言っていいのかわからなくなってしまうのです。

例えばあなたの同僚が不在中に海外の人から電話がかかってきました。

「彼女はただいま出られません」と言いたい場合は何と言えばいいでしょうか?
「出られない?えっとどう言うんだろう・・?」

そう思った方もいるかもしれません。正解は

She is not here right now

です。現在、その場にいないのだから is not here now(今ここに存在していない)で表すことができます。「出られない」という日本語にこだわっていると、なかなか思いつかないかもしれません。

日本語をそのまま英語に翻訳しようとするのではなくて、伝えたいことをあなたが話せるシンプルな英語にすることを意識してみましょう。

もし、あなたの言いたい英単語を知らなかった場合はどうしたらいいでしょうか?英単語を知らなくても相手に説明して伝えることはできます。

例えば、電子レンジ(microwave)という英単語を知らない場合、

That is used to heat food. それは料理を温めるために使います。

といったようにあなたの知っている単語を組み合わせて英語にしてみてください。英語でなんていうかわからないという時に下記の表現を使うと便利です。

A place where…(…な場所)
A thing that…(…なもの)
A person who…(…な人)

もし消防士という英単語がわからなかった場合、

a person who put out the fire 火を消す人

といった感じです。慣れてくると頭の体操のようで面白いですよ。自分が知らない英単語でも「自分の言える英語を組み合わせて言えないかな?」と思いながら話してみてくださいね。

単語や文法の知識が不十分なので言葉にできない

英文法が苦手な人はいませんか?学校教育の影響で英文法を勉強するのはテストで良い点数をとるためというイメージがあるかもしれません。

しかし、英文法を勉強するのはテストで良い点数をとるためではなくて、実際の会話であなたの言いたいことを正しく伝えるために必要だからです。話したいことがあっても、それを英語で何と言っていいかわからないと話せないですよね。

文法、単語、語順の組み合わせであなたの話したいことを英語で言えるようになります。まずは中学英語の英文法を理解できるようにしましょう。

それには薄めの文法の参考書を一冊終わらせてみてください。さらに単語のインプットも重要です。習った文法や単語をスピーキングで話せるようになるためには、自分の文脈でどう使うかを考えることが重要です。

例えばvolcano(火山)という英単語があります。普段の生活であまり使わない単語かもしれません。これをあなたに関する文脈で使う場合どうしたらいいでしょうか。

I watched the news about the volcano eruption.
私は火山噴火のニュースを見ました。

など、実際に異なることでもvolcanoを入れて文章を作ってみましょう。そして作った英語を誰かに話しているつもりで言葉に出してみてください。実際に話さなくても誰かに話しているつもりで口に出すことで記憶の定着率がグンと上がります。

文章化に問題がある場合の対処法

➀複雑な日本語は自分が話せるシンプルな英語に変換する
②英単語や文法を身につける

音声化に問題がある場合英語の発音がわからず正しく声に出すことが出来ない

言いたいことがあり文章が組み立てられてもあなたの発している英語が伝わらなかったら意味がありません。理解される英語を話すためにも発音を学びましょう。

通常、日本語は子音と母音をセットにして発音します。(あ行は除く)一方で英語は子音のみを発音することがあります。例えばgood は日本語にするとグッド(guddo)ですが、正確には(gúd)グゥドゥです。

私たちの脳は知らない音を聞いた時に、自分の知っている音に置き換えてしまうので、すべての子音に母音をつけてしまうのです。日本人は特にカタカナになっている英語は癖で子音の後に母音が付きやすくなります。子音と母音を切り離して発音をするようにしましょう。

また、日本語にはない英語の特徴として音声変化というものがあります。音声変化には以下のパターンがあります。

➀語尾の子音と語頭の母音がつながる
②同じ子音が連続するときは2つ目だけ発音する
③語尾の子音(破裂音)は消える
④あいまいな母音は消失気味
⑤tはラ行に近い音になる

※『英語耳』松澤喜好著より

それぞれ詳しく解説していきますね。

語尾の子音と語頭の母音がつながる

子音で終わる単語と母音ではじまる単語が読まれる場合、結合されて滑らかに読まれます。Take it easyはテイケリィズィというような感じです。

同じ子音が連続するときは2つ目だけ発音する

Next toの場合、ネェクストゥといったように最初のtは省略されます。

語尾の破裂音は消える

語尾に「p」「b」「t」「d」「k」「g」といった破裂音がある場合、発音しなくなる場合があります。Talk aboutはトーカバーゥトゥのようにkの発音がされなくなります。

あいまい母音は消失ぎみ

アクセントのない母音の部分があいまい母音となり、早く発音するさいにしばしば消失されます。Beautifulはビューの部分にアクセントがあるのでビューの部分だけはっきり発音しますが、後の部分はあまりあけず、ビュータフォのような発音になります。

tは日本語のラに近い音になる

特にアメリカ英語ではtの発音が日本語のラに近い音になります。この現象はtで終わる音の次に母音で始まる単語が続くときに起こります。Heat it upだとヒーリラァプという具合です。

自分が話せる音は聞き取れるようになるので正しい発音が出来るようになるとリスニングもグンと楽になります。

音声化に問題がある場合の対処法
・正しい英語の発音、音の音声変化を理解する

発音の教材には以下の参考書がオススメです。

今すぐできる!スピーキング上達テクニック3選!

私が全く英語を話せなかった頃に「話せた!」と実感できたテクニックを3つご紹介します。

自分について100個話せるようにする

私は今まで様々な外国の人と英語で会話をしてきましたが、一番使った英語表現は自分自身についてでした。あなたに関する英文を100個作ってみましょう。

100個なんて多い!と感じる方もいるかもしれませんが、とても簡単な文「I am / My name isあなたの名前 」からでOKです。

・I live in Tokyo. 東京に住んでいます
・I live by myself. 一人で住んでいます。
・I work in a bank. 銀行で働いています。

など単純で覚えやすい文章を100個作ってみてください。といっても英語でなんて言ったらよいかわからない表現が出てくるかと思います。そんな時は検索サイトで「知りたい表現」+「英語」と検索してみると英文が出てきます。

Weblio英語例文検索でも英語の例文が出てきますので、例文をお手本にして英文を作ってみてください。「友達と遊ぶのが好き」と言いたい時にはこんな文があります。

I like hanging out with my friends.

hang out=遊ぶ、うろうろする、という意味があります。英語を習い始めのころにこの文章を使ったら英語の先生に「よく知っているね」と驚かれました。

あなた自身の英語のバリエーションが増えると相手とも仲良くなりやすくなります。自分のことを言いつくしてしまったら、「私は去年の夏にハワイに旅行に行きました」「先月に新しい服を買いました」等、あなたが過去経験したことも取り入れてみてください。

そして作った文を英会話レッスンなどで添削してもらいましょう。出来た英文はあなただけのオリジナルの取扱説明書になります。このオリジナルの取説を覚えてぜひ英語が話せる場所に行ってみてください。前より話せることを実感できることでしょう。

もちろん込み入った会話を続けるのは難しいかと思います。しかし英語が前よりも話せた!という自信を持つことが大切です。

話せた!というちょっとした成功体験を積むことが、初心者が英語の勉強を継続させる秘訣になります。初めの自己紹介だけでも準備していくだけで余裕が生まれて落ち着いて会話が出来るようになるのです。

質問のバリエーションを持っておく

あなたのことを話せるようになったら、質問の表現を増やしましょう。海外では月曜日になるとよく聞かれる表現があります。それは、

What did you do last weekend?先週末何をしていましたか?

さらに金曜日には

Do you have any plans for this weekend?今週末何か予定がありますか?

あまりにもよく聞かれるので、予定がない自分が恥ずかしくなることもありました・・・。聞かれて答えるばかりではなくて相手に聞いてみることで円滑なコミュニケーションが生まれていきます。よく聞かれる英語の質問文は以下の通りです。

How have you been? 元気ですか?
What’s your name? 名前は何ですか?
Where are you from?出身はどちらですか?
What do you do for a living? お仕事は何をしていますか?
How is work? お仕事はどうですか?
What do you do in your free time?暇なときは何をしているんですか?

相手から聞かれたら、あなたからも聞き返してみましょう。相手が質問にこたえてくれたら「Really?」「That’s great!」といったあいづちをして話に関心があることを示すことも大切です。

英語で独り言を言う

スピーキングをするにはあなたがインプットした知識を意識をしなくても口から出るようにする必要があります。自転車に乗るときに「ペダルを踏んで」「右足左足交互に動かして」と意識しなくても自然に体が動いていきますよね。

英語を話すときも「‘私’だからIを使うんだな」などと意識しないでも口から出る状態にする必要があります。このためには繰り返し練習が必要になります。オススメは独り言で英語を言ってみることです。

大人になってからスピーキングを身につけた人はかなり多くの人がこの独り言英語をしています。いきなり独り言っていっても何を話していいかわからない・・そう思うかもしれません。そんな人は以下のような内容を独り言で言ってみてはいかがでしょうか。

・自分の今している動作を英語にする
・通勤中に見えた景色を英語にしてみる
・今考えていることを英語にしてみる

私は朝起きてからのルーティーンの行動を英語で言っていました。例えば、

・The alarm goes off at 7 am. 7時にアラームが鳴る
・I make my bed. ベッドを整える。
・I wash my face. 顔を洗う・・・

などです。あなたが毎日必ず行うルーティーン行動を英語で言えるようになると使う機会が多いのでスピーキング上達アップにつながります。意識的に普段の生活で英語を話す環境を作ってみてください。

まとめ

英語を勉強するのは山登りのような感じです。登っていく途中は苦しいです。登るのに疲れたときは少し休んだり、一緒に登る仲間を見つけたりして一歩一歩進んでいくことで、やがて頂上が見えてきて素晴らしい景気を味わうことが出来ます。

しかし「やっと登れた・・・」思うとまた次の山が見えてくるので終わりはありません。でも、高い山に登れば登るほど今までに見たことのない世界を知ることが出来て深い喜びを得られます。この経験はあなたにとって大きな財産になるでしょう。

しかしいくら進んでいっても正しい道のりでなければ頂上にたどりつくことができません。頂上を目指すためには地図やコンパスが必要なのです。そんな山登りを導いてくれる地図のような存在があなたの英語学習にもあったら心強いと思いませんか?

正しいやり方で英語を学べば人で学ぶよりもずっと効率的に英語を学ぶことができます。英語を効率的にしっかり勉強してスピーキングを上達させたい!という人には自宅で学べるマンツーマンのコーチング英語学習サービス、テーラーイングリッシュがオススメです。

テーラーイングリッシュは先ほど述べた第二言語習得研究に基づいて英語学習のプログラムが形成されるので、効率的な英語学習が可能になります。

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