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best regardsって何?手紙の結びのことばの使い方を紹介!

best regardsって何?手紙の結びのことばの使い方を紹介!

手紙の結びとしてbest regardsという、ことばがあります。ですが、そもそもどういう意味なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。手紙の結びとして機械的に覚えておけばいいのか、相手によってはもっとふさわしい結びがあるのか、そんな方の疑問にこたえるため、ここではbest regardsの意味や、それにかわる手紙の結び方などについてもご紹介します。

1、best regardsはフォーマルな手紙の結び

best regardsは手紙の結びのことばとして、しばしば使われます。特にビジネスの場面や初対面の相手など、どちらかというとフォーマルな場面で使われるケースが多いといえます。ことばの意味をしっかり理解して使いましょう。

1-1、best regardsの意味は

best regardsは日本語で「心よりどうぞよろしくお願いします」や「敬意を込めて」という意味です。regardsはもともと、心遣いや敬意という意味があります。相手に心から敬意を表して手紙を締めくくらせていただきますという意味です。

bestを違う単語に置き換えることもあります。warm regards, kind regardsなどです。意味は大きく変わりませんが、それぞれ「あたたかい敬意を込めて」「優しい気持ちで敬意を込めて」といったニュアンスです。best regardsは「最大の敬意を込めて」という気持ちが込められています。

1-2、best regardsに代わる結びのことばは?

best regardsに近いことばとしてsincerelyがあります。sincereのもともとの意味は「誠意」です。結びで使うと「誠意を込めて」というニュアンスになります。

別の表現でbest regardsに近い結びのことばに、respectfully yours やyours respectfullyがあります。respectは「尊敬」という意味です。「尊敬の気持ちを込めて」というニュアンスになります。丁寧であると同時に、目上の相手にふさわしい表現といえるでしょう。

もうひとつ似ていることばを挙げるとすれば、faithfully yoursやyours faithfullyでしょう。faithは信頼、信用という意味です。「信頼の気持ちを込めて」というとてもフォーマルな結びになります。

2、best regardsは親しくなった相手にも使える?

初対面の相手にはこれまでにご紹介した結びのことばが役に立つでしょう。親しくなった相手にもbest regardsを使って違和感がないか気になるところです。結論からいうと、使ってもかまいませんが、親しい相手にはよりふさわしい結びのことばがあります。

2-1、親しい間柄の結びのことば

親しくなった相手にふさわしい結びのひとつが、best wishesです。丁寧すぎず、くだけすぎずといったイメージです。I wish you the best wishes.(あなたに幸運を祈っています)という表現から派生しました。「幸運を」という結びです。

many thanksも比較的親しい相手にはふさわしいでしょう。「たくさんの感謝」という意味です。同じように感謝の気持ちで手紙を結ぶ表現にgratefullyがあります。grateful は感謝しているという意味です。

さらに親しい相手にはもっとくだけた表現があります。特にアメリカではtake careという表現が使われます。もともとの意味は「気をつける」ですが、手紙の結びや人と別れるときに使うと「気をつけて、またね」というニュアンスになります。

相手が異性ならloveもいいでしょう。勘違いされそうな相手でないかぎり、広く使われています。本当に親しい相手なら、byeだけでも違和感はありません。そのほか、クリマスや新年、祝日などの国民的イベントの前には、happy holidayなどもよく使われます。

2-2、こんな結び方も

一般的とはいえませんが、さまざまな結びの表現があります。親しい間柄では、catch ya laterやsee yaなどです。yaはyouの口語的な表現です。いずれも「またね」というニュアンスになります。

日本語の「頑張ってね」という意味に近い結びの表現はcheersです。cheerは応援するという意味があります。先生から生徒などへの手紙でよく使われる表現です。

このほかにも、親しい間柄であればmore later(じゃあ、また)といったかなり簡素化した結びを使うこともあります。もっと書きたいことはあるけど、長くなってしまうのでまたの機会にというニュアンスです。

まとめ

手紙の結びは、相手との関係で表現の仕方が変わってきます。相手にどんな気持ちを抱いているかも大きなポイントです。毎回手紙を書く際に、しっくりくる結びのことばを選べるようになれば、ネイティブの英語に近づいたといえるかもしれません。

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