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日常で使える便利な英会話~例文やフレーズを紹介

日常で使える便利な英会話~例文やフレーズを紹介

日本語でも英語でも日常会話でよく使う表現があります。日本語では「すみません」「お願いします」「頑張ります」「どっちでも良い」の4つを知っておけば、なんとか乗り切れるという外国人もいます。

英語ではどのようなフレーズを知っておけば良いのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。よく使う表現を知っておけば、スムーズに会話に入ることができます。

そこでここでは、日常会話でよく使う便利な表現を詳しくご紹介します。

日常英会話①~あいさつ

覚えておきたい便利な表現のひとつはあいさつではないでしょうか。人と会ったとき、真っ先に交わすことばです。中学1年生で習う基本的なあいさつのほか、ネイティブがよく使う言い回しもあります。

「よろしくお願いします」など日本語独特のあいさつを英語でどう言えば良いのか悩むケースもあるのではないでしょうか。それぞれ詳しく見ていきます。

「こんにちは」や「お世話になります」は?

人に会ったときのあいさつは、時間に応じてGood morning.(おはようございます)、Good afternoon.(こんにちは)、Good evening.(こんばんは)があります。フォーマルに接する必要な相手でなければ、Hi.で十分でしょう。

英語の場合、こうしたあいさつに続けて、How are you?やHow are you doing?(元気ですか?)と尋ねるのが一般的です。日本語では「お元気ですか」などと訳しますが、もっとカジュアルにさまざまなシーンで使われます。

たとえば店で店員がHow are you?と客に声をかけることはしばしばです。エレベーターでたまたま乗り合わせた見知らぬ人がHow are you?と話しかけてくることもあります。

答え方は学校でI’m fine, thank you.などと教わった方も多いかもしれませんが、もっと簡単に答えるほうが自然です。Good.とかNot bad. OK.という短い答えで問題ありません。 

親しい間柄になると、Hi.ではなくHey.が使われることがあります。How are you?やHow are you doing?のかわりに、How’s it going?やWhat’s up? などもよく使われる表現です。意味はHow are you?と同じです。

日本語では「お世話になっています」と切り出すことがしばしばあります。これにあてはまるあいさつは英語にはありません。

「お世話になっています」は丁重に対応する場合の表現ですので、英語でそれに近いニュアンスを出したい場合には、Hi.よりもGood morning. How are you?といった表現がもっとも近いかもしれません。

別れ際のあいさつは?

日本人になじみ深い別れ際のあいさつは、Good bye.やSee you later.でしょう。See you later.は応用の効くあいさつです。

相手とまた会うのが数週間後でも、later(あとで)を使ってまったく問題ありません。Good bye.はややフォーマルに聞こえます。会話ではBye.のほうが一般的です。

特にアメリカでよく使われる別れ際のあいさつはTake care.です。もともとは「気をつけて」という意味ですが、See you later.と同じくらい応用範囲の広い表現となっています。どんな相手でも使えるあいさつです。

日本語では「よろしくお願いします」と丁寧なあいさつをして別れることがあります。英語ではこれを直訳しても別れ際のあいさつにはなりません。

このニュアンスに近いのは、Have a great day.やHave a great weekend.など、相手を気遣って「良い1日を」「良い週末を」というような場合でしょう。

Have a great vacation. Have a nice trip. Have a great evening……など、さまざまなバージョンがあります。

Have a……のあとにどんな単語を使えば良いかわかりづらいことがあるかもしれません。その場合には、Have a good one.という便利な表現があります。a good one、つまりday でもweekendでもすべてを包括的に「良い時間を」という意味です。

日常英会話②~感謝や謝罪

感謝や謝罪の表現も知っておくと便利です。Thank you.とI’m sorry.だけでは気持ちが十分伝わらないこともあるでしょう。ネイティブが使う便利な表現をご紹介します。

感謝の気持ちを伝えるには?

「ありがとう」と言う場合には、Thank you.やThanks.が一般的です。より強い感謝の気持ちを伝えたい場合には、I appreciate it.(感謝します)やI appreciate your help.(お力になってくれて感謝します)という言い方があります。

Thanks for the heads up.というのもアメリカではよく使う表現です。これは事前に貴重な情報を教えてくれた場合に、「教えてくれてありがとう」という意味合いで使います。

たとえば、「あの道は危ないから別の道を通るほうがいいよ」とか「あのレストランは混雑するから予約したほうがいいよ」など、なにかを事前に教えてくれた場合などです。

逆にネイティブから感謝されたときはどう受け答えすれば良いのでしょうか。もっとも一般的なのがYou’re welcome.でしょう。どんなシーンでも使える表現です。

「その程度のことならいつでも言ってください」というニュアンスを伝えたいなら、My pleasure.でしょう。そのほか、アメリカではYou bet.(いやいや、全然いいですよ)という言い方もあります。

「すみません」から「申し訳ありません」まで

日本語ではあらゆる場面で「すみません」が使われます。恐縮していることを相手に伝えることが、コミュニケーションの潤滑油のような部分があるからです。

英語での潤滑油はThank you.でしょう。日本語の「すみません」という場面は、たいていThank you.に置き換えることができます。

本当に謝罪するときには、謝罪の深刻さによっていくつかの言い方があります。もっとも軽いのがI’m sorry.です。I’mではなくI amと変えるだけで、より申し訳ない気持ちが伝わります。

さらに真剣に謝罪するときは、My apologies.かI apologize for that.と言いましょう。日本語の「申し訳ありませんでした」というニュアンスです。

相手に謝られて「大丈夫ですよ」「気にしないでください」と言う場合は、That’s OK.(大丈夫です) Don’t worry about it.(気にしないで)です。

例文でみる便利な日常の英会話~聞き取れなかったときは?

日本語で頻繁に使う表現を、英語でどう言えば良いのかも例文とともにご紹介します。また、相手の英語が聞き取れなかったときに、どう聞き返すのが良いのかもおさえておきましょう。

「仕方ない」・・・Not much I can do (about it)

We may not be able to fly tomorrow. We’ve got a storm coming. There’s not much we can do about it.(あした飛行機は飛ばないかも。嵐が近づいている。仕方ないね)

「おつかれさまです/ご苦労さまです」・・・Thanks for your hard work.

「おつかれさまです」も英語ではありません。職場で同僚と顔をあわせたときなどは、Hi. How are you doing?が一般的です。

ただ、荷物を運んでくれたりサービスをしてくれたり、 チップを渡す相手に「ごくろうさま」と労をねぎらう場合には以下の例文のように言います。

Thanks for your hard work. I appreciate it.(ご苦労さまです。感謝します)

「どちらでも良いです」・・・It doesn’t matter.

「どちらでも良い」「なんでも構わない」は日本語でよく使う表現でしょう。特にこだわりがなければ、以下のように表現できます。

Would you like ice in your juice?(ジュースに氷は入れますか?)
It doesn’t matter.(どちらでも良いです)

相手の英語が聞き取れなかったときに聞き返す場合、いちばん最も一般的なのはI’m sorry.かExcuse me. Pardon me.です。

ポイントは語尾を上げて発音することです。「ごめんなさい」の語尾を上げることで、「すみません、もういちどお願いできますか」と丁寧に聞き返す表現になります。

では、聞き返してもまだ相手の言っていることがわからない場合はどうすれば良いのでしょうか。

再びI’m sorry.やExcuse me.と言ってもかまいませんが、2回目、3回目に聞き返す表現としてご紹介したいのは、I’m sorry, would you say that again slower?(すみません、もうちょっとゆっくり話していただけますか?)です。丁寧に聞き返す印象となります。

まとめ

中学校や高校で教わる表現が、必ずしも日常会話で使われる表現とは限りません。ネイティブの英語に耳を傾けていないと、「生きた英語」はなかなか覚えることができないかもしれません。

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