海外の人とやりとりをする上で、いまやメールは欠かせないツールです。メールの書き出しは印象を決定づけるので、とても重要といえます。好感を持ってもらう書き出しをマスターしたいものです。
しかし、いざパソコンを前にすると、どう書き出せば良いか手が止まってしまうという方も多いのではないでしょうか。
いくつかの鍵となる挨拶や表現を知っておけば、スムーズにメールを書くことができます。さまざまなシーンに応じたメールの書き出しをご紹介します。
英文メールの挨拶~カジュアル編
友人などに送るカジュアルなメールのときは、簡潔に書くことがポイントです。日本語にくらべて英語は、結論を早めに端的に書くというのが原則だからです。メールの書き出しから、用件をどう切り出すかまで解説します。
メール書き出しの挨拶
メールの書き出しでもっとも一般的なのは、Dear~(相手の名前)です。ビジネスなどのメールでない限り、相手の名前はファーストネームで良いでしょう。
相手と「友達」の関係でなかったとしても、互いの立場によほどの差がなければ、ファーストネームで大丈夫です。
親しい関係なら、Hi~(名前)やHey~(名前)でもかまいません。そのあとに、「元気ですか?」を意味するHow are you? やHow are you doing? などを付け加えるケースもあります。
相手と「友達」の関係でなかったとしても、互いの立場によほどの差がなければ、ファーストネームで大丈夫です。
親しい関係なら、Hi~(名前)やHey~(名前)でもかまいません。そのあとに、「元気ですか?」を意味するHow are you? やHow are you doing? などを付け加えるケースもあります。
お願い事や感謝の気持ちを伝えるとき
挨拶のあと、さっそく本題に入ります。重要なのは、用件が何なのかを冒頭で簡潔に伝えることです。お願い事をする際には以下のような言い方があります。
・I wonder if you could do me a favor.(お願い事があるのですが)
・I have a couple of requests for you.(いくつかお願い事があるのですが)
・There are a couple of things I’d like to ask you to help me with.
(いくつか力になってもらいたいことがあるのですが)
「お願い事があります」ということをまずは冒頭で明確にした上で、具体的なお願いを書くと良いでしょう。
感謝の気持ちを伝える際にも、同じようにまずは冒頭で何について感謝を伝えようとしているのかを書きます。具体的な言い方としては以下のとおりです。
・I just want to thank you for ~(~について感謝の気持ちを伝えようと思いまして)
・I am so grateful to you for~(~についてあなたには感謝の気持ちでいっぱいです)
・I can’t thank you enough for~(~について何とお礼を言ったら良いのかわかりません)
これらのあとに、具体的な感謝の気持ちを述べると良いでしょう。
・I wonder if you could do me a favor.(お願い事があるのですが)
・I have a couple of requests for you.(いくつかお願い事があるのですが)
・There are a couple of things I’d like to ask you to help me with.
(いくつか力になってもらいたいことがあるのですが)
「お願い事があります」ということをまずは冒頭で明確にした上で、具体的なお願いを書くと良いでしょう。
感謝の気持ちを伝える際にも、同じようにまずは冒頭で何について感謝を伝えようとしているのかを書きます。具体的な言い方としては以下のとおりです。
・I just want to thank you for ~(~について感謝の気持ちを伝えようと思いまして)
・I am so grateful to you for~(~についてあなたには感謝の気持ちでいっぱいです)
・I can’t thank you enough for~(~について何とお礼を言ったら良いのかわかりません)
これらのあとに、具体的な感謝の気持ちを述べると良いでしょう。
英文メールの挨拶~ビジネス編
ビジネスやフォーマルな場面でも、メールの書き出しは簡潔にすることがポイントです。日本語だと時節の挨拶から書き出すのが一般的かもしれませんが、英語はないといっても良いでしょう。ただ、丁重な言い回しはありますので、ご紹介します。
丁重な呼びかけ
Dearから書き始めるのは変わりませんが、ファーストネームではなく相手のラストネームを使ったり、肩書きを使ったりすることが多いといえます。Dear President…(…社長)やDear Professor…(…教授)など、肩書きのあとに名字を続けましょう。
名前がわからないとき、相手が社長の場合はDear Mr. Presidentという言い方もできます。相手が社長ではなく、教授や局長、部長などの場合は別の表現があります。教授ならDear Professor, 局長や部長など部署のトップならDear Manager, やDear Chief Executive,などです。
名前も肩書きもわからない場合は、相手が男性の場合Dear Sir, 相手が女性の場合はDear Ma’amという表現もあります。
もし相手が複数の場合や、会社や組織の部署あてにメールを出す際には、男女関係なくSirsと複数形にすることが可能です。「関係各位さま」と書く場合は、To whom it may concern,(関係者各位)という言い方もあります。
また、Dear Distinguished…(すてきな…さま)もよく使われる表現です。たとえばDear Distinguished Guests(すてきなお客さま各位)、Dear Distinguished Colleagues(すてきな同僚各位)などです。
名前がわからないとき、相手が社長の場合はDear Mr. Presidentという言い方もできます。相手が社長ではなく、教授や局長、部長などの場合は別の表現があります。教授ならDear Professor, 局長や部長など部署のトップならDear Manager, やDear Chief Executive,などです。
名前も肩書きもわからない場合は、相手が男性の場合Dear Sir, 相手が女性の場合はDear Ma’amという表現もあります。
もし相手が複数の場合や、会社や組織の部署あてにメールを出す際には、男女関係なくSirsと複数形にすることが可能です。「関係各位さま」と書く場合は、To whom it may concern,(関係者各位)という言い方もあります。
また、Dear Distinguished…(すてきな…さま)もよく使われる表現です。たとえばDear Distinguished Guests(すてきなお客さま各位)、Dear Distinguished Colleagues(すてきな同僚各位)などです。
丁寧な本文の書き出し
フォーマルなメールでも、結論から書き出すようにしましょう。用件をまず伝えた上で、細かな内容を書き込みます。
たとえば、I am writing to you regarding…(…についてお知らせしようと思いメール差し上げています)といった書き出しです。フォーマルなメールでお願い事をする際の表現としては以下のような表現があります。
・Would you be so kind as to…(恐縮ですが…していただけませんでしょうか?)
・I would be most obliged if…(…していただけるとたいへんありがたく思います)
感謝の気持ちを伝える場合には、I am writing this to show my gratitude for…(…への感謝の気持ちをお伝えするためにメールを差し上げております)、陳謝する際には、I would like to extend my apologies for…(…についてお詫びしたいと思います)などです。
たとえば、I am writing to you regarding…(…についてお知らせしようと思いメール差し上げています)といった書き出しです。フォーマルなメールでお願い事をする際の表現としては以下のような表現があります。
・Would you be so kind as to…(恐縮ですが…していただけませんでしょうか?)
・I would be most obliged if…(…していただけるとたいへんありがたく思います)
感謝の気持ちを伝える場合には、I am writing this to show my gratitude for…(…への感謝の気持ちをお伝えするためにメールを差し上げております)、陳謝する際には、I would like to extend my apologies for…(…についてお詫びしたいと思います)などです。
まとめ
英語のメールのポイントは、結論を先に、簡潔に書くということです。その結果、日本語にくらべると英語のメールは、同じ内容を書いても短くなる傾向があります。物足りなさを感じるかもしれませんが、簡潔に要点をまとめた文面のほうが、ネイティブには好印象です。
オンラインでマンツーマンの英語学習サービスを提供している「テーラーイングリッシュ」では、こうした実用的な英語を学ぶことができます。講師は海外経験豊富な日本人です。無料カウンセリングにも応じていますので、ぜひ一度お気軽に問い合わせてみてください。
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