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会議の英語はもう怖くない!司会進行から発表までの表現をご紹介!

会議の英語はもう怖くない!司会進行から発表までの表現をご紹介!

海外での駐在や、海外とつながりのある仕事では、英語で会議を開くことも珍しくありません。場合によっては、会議の司会を頼まれることもあるでしょう。

そんなとき、どう切り出していいのか戸惑う方もいるのではないでしょうか。会議の司会進行は日本と異なる部分もあります。

そこでここでは英語での会議の進め方や、発表の仕方などについて詳しくご紹介します。

英語で会議の司会をする場合

英語の会議は、日本人だけの会議とくらべると、冒頭の“前置き”が短い傾向にあります。日本語では「きょうはお忙しい中、お集まりいただき……」といった挨拶から始まる場合が多いかもしれません。

英語では冒頭の挨拶はもっと簡潔で、内容も日本語とは少し異なります。

会議を始める第一声は

司会として会議を始めるときの第一声は、自己紹介から入る場合が一般的です。まずは自分が誰なのか、どんな立場なのかを名乗ったうえで会議の目的やスケジュールを説明するパターンが多いといえます。以下に例文をご紹介します。

Ladies and gentlemen, my name is Makoto, I’m in charge of this project.
Today I’d like to discuss with you what we’ll need to work on in the next couple of months to make the project successful.

(みなさん、私はプロジェクトを担当しているマコトといいます。きょうは、プロジェクトを成功させるためにむこう数か月、何に取り組めばいいか意見を出し合いたいと思います)

また、英語では、会議の冒頭に司会がジョークを言って場を和ませることもあります。たとえば以下のような方法です。

Ladies and gentlemen, my name is Makoto.
Besides our commitment to the project, I guess all of us here have one thing in common---can I carry out the meeting in English?

(みなさん、私の名前はマコトといいます。このプロジェクトに関わりがあるという以外に、この部屋に集まった私たちにはもうひとつ共有していることがあると思います。それは……果たして私が英語でこの会議を進められるかということです)

会議を終えるときは

会議を終えるときも、日本語にくらべるとややあっさりとした印象かもしれません。例文で会議を終える際の表現をご紹介します。

That wraps up the meeting. Thank you.
(以上で会議を終わります。ありがとうございました)

Thank you for sharing your thoughts today. Let’s meet again sometime soon. Thank you.
(きょうはいろいろなお考えをお聞かせいただきありがとうございます。また意見交換しましょう。ありがとうございました)

英語では語尾にThank you.をつけると、話が終わりというニュアンスになります。空港や駅などのアナウンスで最後にThank you.があるのも、そのような理由からです。

ですから会議を締めるとき、気の利いたひと言が言えないと思ったら、やや唐突に感じるかもしれませんがThank you.といえば締めゼリフにはなります。

会議の参加者として英語で発表する場合

会議の参加者として発言する場合も、司会のときと基本的な考え方は同じです。唯一の違いは、会議の冒頭で自己紹介が済んでいる場合や、お互いすでに顔見知りなら発言の冒頭で自己紹介は必要ないでしょう。

意見や感想を発表するときは

意見や感想を発言するときは、何についてどういう立場で発言するのかの概要をまずは簡潔に伝えましょう。何についての意見なのか、賛成なのか反対の立場なのかです。例文でご紹介します。

I’d like to share my thoughts on the project.
(プロジェクトについて私の考えを共有させてください)

I’d like to flag one thing on Scott’s point.
(スコットが言ってくれたポイントについてひとつ注意が必要なことがあります)

反対意見や質問する場合は

反対意見を言うときは、英語でも相手の感情を傷つけないよう注意を払います。たとえば次のような言い方です。

You’ve made very important points, but there are a couple of things I’ve found very hard to agree with.
(とても大切なポイントを言ってくれたと思います。ただ、いくつか賛成できない点があります)

With all due respect, I cannot agree on that.
(たいへん失礼ながら、それには賛成できません)

With all due respectもしくは With respectは、「たいへん失礼ながら」と相手に敬意を示しながら反対意見を言うときに使う表現です。会議以外の場面でも便利な表現なので、覚えておくといいでしょう。

会議中の質問は、一般的に日本よりも活発です。遠慮せずに、わからないことがあればどんどん尋ねてみましょう。その際の便利な表現を以下にご紹介します。

I’m sorry to interrupt you, but would you explain to us why?
(さえぎってすみません。なぜなのか理由を説明していただけますか)

I’d apologize if you’d already explained, but would you tell us why?
(もしすでに説明していたら申し訳ないのですが、なぜなのか理由を教えてもらえますか)

まとめ

英語の会議だからといって難しく考える必要はありません。会議の冒頭で欧米人はジョークを好むように、打ち解けた雰囲気で会議を進めたいと考える傾向があります。肩の力を抜いてのぞむといいでしょう。

ただ、反対意見や相手をさえぎって質問する際にはエチケットがありますので、相手の気持ちに配慮した表現を使うことが大切です。

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