ネイティブの方が流れるような文字でサインしているのを見かけることがあります。そのような格好いい筆記体を書きたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
アルファベットの筆記体は学校で習ったきり、しばらく書いていないという方もいるかもしれません。ちょっとしたコツを覚えれば、ネイティブ並の筆記体が書けるようになります。
ここででは、いまさら聞けない筆記体の書き方や、おしゃれに書くポイントなどについてご紹介します。
1. アルファベットの筆記体とは
英語の文字は大きくわけて「ブロック体」と「筆記体」があります。「ブロック体」は1
文字1文字をはっきり書く方法で、活字とほぼ同じです。
「筆記体」は文字と文字をつなげて書きます。つなげ方には一定の決まりがあります。「筆記体」はアメリカではcursive、イギリスやオーストラリアではjoint-up writingやrunning writingなどと呼ばれます。
文字1文字をはっきり書く方法で、活字とほぼ同じです。
「筆記体」は文字と文字をつなげて書きます。つなげ方には一定の決まりがあります。「筆記体」はアメリカではcursive、イギリスやオーストラリアではjoint-up writingやrunning writingなどと呼ばれます。
おしゃれな筆記体
カジュアルな筆記体
2. 筆記体はどんなとき使うか
もっとも使う機会が多いのが署名です。欧米では署名が印鑑代わりに使われます。筆記体の書き方にルールはあるものの、くずして書く字体は他人にまねされにくいと考えられているからです。
メモを書くときも筆記体が使われることがあります。自分自身のメモはもちろんのこと、友人や近所の人への伝言などの際にも、さりげなく筆記体で用件を残すのもおしゃれです。
メモを書くときも筆記体が使われることがあります。自分自身のメモはもちろんのこと、友人や近所の人への伝言などの際にも、さりげなく筆記体で用件を残すのもおしゃれです。
3. 大文字や小文字 書き方のコツ
最大のコツは文字のバランスです。小文字は、大文字より小さく書けばいいというものではありません。大文字も小文字も、まず文字の高さをそろえましょう。小文字は、大文字の真ん中あたりからにいちばん高い部分をそろえるとバランスがとれます。g、q、yなどは、文字の下の部分が大文字より低い位置にくるようにしましょう。
もうひとつのコツは、書く紙などを自分と並行に置くのではなく、やや右肩が上がるように斜めに置くことです。筆記体は文字をつなげて書くことから、書いていくうちに斜め右上に上がっていく特徴があります。それをあえてまっすぐ書こうとすると、書きにくかったり、バランスが崩れたりするからです。
もうひとつのコツは、書く紙などを自分と並行に置くのではなく、やや右肩が上がるように斜めに置くことです。筆記体は文字をつなげて書くことから、書いていくうちに斜め右上に上がっていく特徴があります。それをあえてまっすぐ書こうとすると、書きにくかったり、バランスが崩れたりするからです。
4. 書き方が難しいアルファベット
書き方が難しいアルファベットもあります。i, j ,tなど、点や横棒のある文字です。点や棒は、文書を最後まで書き終えてから打つのが一般的です。打ち忘れそうだと思うかもしれませんが、慣れてくれば忘れることはありません。
Attainやprettyなどtが2回続くことばの場合、2回にわけて横棒を書く必要はありません。一気に2つのtの横棒を引きましょう。
Aやd、uやvなど、似ている文字も書く際には注意しましょう。aはdと見間違えないよう、右側の縦に書く部分をなるべく上に突き出さないようにすることがポイントです。uもvと間違われないよう、谷底の部分をしっかり丸めて書くようにしましょう。
Attainやprettyなどtが2回続くことばの場合、2回にわけて横棒を書く必要はありません。一気に2つのtの横棒を引きましょう。
Aやd、uやvなど、似ている文字も書く際には注意しましょう。aはdと見間違えないよう、右側の縦に書く部分をなるべく上に突き出さないようにすることがポイントです。uもvと間違われないよう、谷底の部分をしっかり丸めて書くようにしましょう。
6. 自分ならではの筆記体
欧米では、筆記体は自分ならでは字体という考え方があります。印鑑にかわって筆記体の署名が用いられるのもこうした考え方からです。
おしゃれに書くポイントのひとつは、ブロック体と組み合わせることです。たとえば大文字のFは、ブロック体と筆記体では形が異なります。書き出しの大文字をブロック体にすることで、自然でこなれた印象になります。書きやすい方法を自分なりに見つけて、アレンジしてもいいでしょう。
筆記体で使われることが多いブロック体は、大文字のSやG、Mなどです。欧米人の筆記体を参考にするといいかもしれません。小文字のyやgなど、文字の下の部分をダイナミックに書くと、おしゃれな印象にもなります。
おしゃれに書くポイントのひとつは、ブロック体と組み合わせることです。たとえば大文字のFは、ブロック体と筆記体では形が異なります。書き出しの大文字をブロック体にすることで、自然でこなれた印象になります。書きやすい方法を自分なりに見つけて、アレンジしてもいいでしょう。
筆記体で使われることが多いブロック体は、大文字のSやG、Mなどです。欧米人の筆記体を参考にするといいかもしれません。小文字のyやgなど、文字の下の部分をダイナミックに書くと、おしゃれな印象にもなります。
7. アメリカ筆記体事情
筆記体は時代とともに変化しています。日本の学校で習う筆記体はクラシカルな書き方で、年配のネイティブなどはそれに近い筆記体を書いています。若くなればなるほど、ブロック体を組み合わせるなど、自分風にアレンジした字体を使う割合が増えている印象です。
こうした背景には、欧米での学校教育があります。日本の小学校で漢字を学ぶのと同じように、かつては欧米の小学校でも筆記体を教わっていました。ですが、たとえばアメリカの学校では、いまでは筆記体を教えていません。パソコンの普及などで、筆記体を使う機会が減っているようですね。
こうした背景には、欧米での学校教育があります。日本の小学校で漢字を学ぶのと同じように、かつては欧米の小学校でも筆記体を教わっていました。ですが、たとえばアメリカの学校では、いまでは筆記体を教えていません。パソコンの普及などで、筆記体を使う機会が減っているようですね。
まとめ
筆記体を使う機会は減っていますが、おしゃれに書けると羨望のまなざしで見られるのは欧米でも同じです。ネイティブでも世代によって書き方はまちまちです。そうしたことを考えれば、教科書どおりの筆記体がうまく書けなくても心配することはありません。自分なりの筆記体を開発して、楽しんでサインするぐらいの気持ちでのぞみましょう。
それでも筆記体を書くことに不安のある方やわからないことがある方は、オンラインでマンツーマンの英語学習サービスを提供している「テーラーイングリッシュ」に相談してみてはいかがでしょうか。海外経験豊富な日本人講師によるオンラインレッスンを提供していて、無料カウンセリングにも応じています。ぜひ一度お気軽に問い合わせてみてください。
それでも筆記体を書くことに不安のある方やわからないことがある方は、オンラインでマンツーマンの英語学習サービスを提供している「テーラーイングリッシュ」に相談してみてはいかがでしょうか。海外経験豊富な日本人講師によるオンラインレッスンを提供していて、無料カウンセリングにも応じています。ぜひ一度お気軽に問い合わせてみてください。