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【英語で使うかぎかっこ】クオテーションマークの使い方!日本語の引用符との違いも解説!

【英語で使うかぎかっこ】クオテーションマークの使い方!日本語の引用符との違いも解説!

日本語のかぎかっこにあたるのが英語の「“ ”」(クオテーションマーク)です。日本語では引用符ともいわれ、だれかのことばを引用するときなどに使います。

英語では「‘ ’」(シングルクオテーションマーク)と呼ばれるものもあり、違いは何なのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、英語の引用符の基本的な使い方についてご紹介します。

1、パソコンでのクオーテーションマークの入力の仕方、意味

ダブルクオーテーションマーク「“ ”」は、shiftと2を同時に押して頂くと出ます。
反対向きにしたい場合は、スペースで変換すると向きが変わります。

シングルクオーテーションマーク「‘ ’」は、Shiftと7を同時に押します。
向きを帰る場合は、同様にスペースで変換します。

「“」が引用符の始まり、「”」が引用符の終わりという意味です。

2、クオテーションマークの使い方

クオテーションマークの基本的な使い方は日本語の引用符とほぼ同じです。ただ、クオテーションの前後にコンマやピリオドをつける場合には一定の決まりがあります。実際に使うとなると、クオテーションのなかの文章は大文字で始めるのかなど、疑問がわくかもしれません。詳しくみていきます。

2-1、引用の場合

もっとも一般的な使い方は、言葉を引用する際です。次のような例文の場合です。

My mon said, “Study hard.”(お母さんが「勉強しなさい」と言った) 

クオテーションを使う際、注意するポイントが3つあります。1つめは、人の話を引用する場合、クオテーションの直前にコンマをつけることです。

○My mom said, “Study hard.”
×My mom said “Study hard.”

2つめのポイントは、クオテーション内は大文字から始めることです。

○My mon said, “Study hard.”
×My mom said,”study hard.”

例外もあります。小説などで使われる文語的な表現ですが、引用のなかの文章を2つにわけて表現する場合です。以下の例文をみてみましょう。

My mom said, “Study hard, or you’ll fail the exam.”
(お母さんが「勉強しないと試験に落ちるわよ」と言った)

このクオテーションのなかの文章を次のように区切った場合、2つめのクオテーション内の文頭は小文字で始まります。

“Study hard,” my mom said, “or you’ll fail the exam.”

後半のクオテーション内の文章が小文字で始まていれば、2つの文章はつながっていることがわかります。

3つめのポイントは、クオテーション内の文章の最後にくるピリオドやコンマは、内側につけることです。

○My mom said, “Study hard.”
×My mon said, “Study hard”.

○“Study hard,” my mom said.
דStudy hard”, my mom said.

!や?を使うときも、クオテーション内に入れるようにしましょう。

2-2、強調する場合

ある単語やフレーズを強調する場合も、クオテーションが使われます。日本語でことばを強調する際にかぎかっこを使うのと同じ使い方です。

He said he likes “watching” baseball, not playing it.
(彼は野球を見るのが好きだと言っていた、プレーするのではなく)

強調の場合、クオテーション内は文章でないため、大文字で始める必要はありません。強調の意味でクオテーションを使う際には、!や?はクオテーションの外につけることが一般的です。

○You call this “funny” ?(これがおもしろいっていうの?)
×You call this “funny?”

この場合の!や?は文章全体にかかるためです。!や?は、文章全体にかかるのか、クオテーション内の文章にかかるのかを考える必要があります。

3、ダブルクオテーション内の引用符は?

引用符のなかに引用が入る場合があります。日本語では「」のなかの引用に『』が使われているのを見たことがあると思います。英語でも、日本語と似た表現があります。

3-1、カギカッコの中の引用符

これまでみてきたクオテーションは「ダブルクオテーションマーク」と呼ばれています。ヒゲが2つあるからです。これに対して「シングルクオテーションマーク」と呼ばれる引用符があるのをご存じでしょうか。ヒゲがひとつの引用符です。シングルクオテーションは、引用符のなかの引用符としてしばしば使われます。

He asked me, “Why does she call her a ‘traitor’?”
(「あの女は『裏切り者』だとなぜ彼女はいうの?」と彼は聞いてきた)

注意点は、上記の例のように、引用符のなかの引用にaやtheがある場合、引用符の外に出すことです。

3-2、アメリカとイギリスでは使い方に違いも

これまでご紹介したのは、アメリカ・カナダを中心とした基本的な使い方です。イギリスでは使い方がやや異なる部分があります。イギリスでは、コンマやピリオドをクオテーションマークの外側に打つケースが多くみられます。

また、ご紹介したように、英語圏ではダブルクオテーションのなかにシングルクオテーションという使い方が主流ですが、イギリスでは必ずしもそうではありません。シングルクオテーションを大きな引用符として使い、そのなかの引用の場合にダブルクオテーションを使う場合があるからです。

アメリカ式とイギリス式どちらを使っても問題ありませんが、ひとつの文章のなかにアメリカ式とイギリス式が混在するのは混乱のもとです。一貫性をもって使うのがいいでしょう。

まとめ

英語で手紙やメールを送るとき、クオテーションマークを使う機会は多いものです。クオテーションが必要な文脈で使わずに文章を書くと、意味がわかりにくい文面になってしまいます。基本的な使い方は覚えておきたいものです。

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