Blog

ブログ

Mr.やMrs. Ms.などの敬称はどう使い分ければ良い?

Mr.やMrs. Ms.などの敬称はどう使い分ければ良い?

英語では、人の名前の前につける敬称としてMr.やMrs. Ms. Missなどがあります。ファーストネームで呼ぶ場合と、これら敬称をつける場合と、どう区別すれば良いのかわかりにくいかもしれません。

それぞれの敬称の使い方がわかれば、自信をもって相手の名前を呼ぶことができます。そこでここでは、どんな場合にこれらの敬称を使うのかについて詳しくご紹介します。

Mr. Mrs. Ms.の使い方徹底解説

男性の敬称はMr.だけですが、女性にはいくつも敬称があります。既婚か未婚かで敬称をわけて失礼にならないかなど気になるところです。

また、これらの敬称はファーストネームとラストネーム、どちらにつけるべきかルールはあるのでしょうか。基本的な近い方を見てみます。

名字の前につける

Mr.やMs.などの敬称は、名字の前につけるのが基本です。ファーストネームにはつけません。男性の場合はMr.、女性は未婚者ならMiss、既婚者はMrs.になります。女性で既婚未婚に関わらず使えるのはMs.です。

女性だけ未婚者と既婚者で敬称を区別するのは不公平だと考える人もいます。相手に不快な思いをさせないためには、未婚か既婚かわかっていてもMs.を使うのが無難といえるでしょう。

ファーストネームで呼ぶ場合と、敬称をつける場合と、どう使い分けすれば良いのでしょうか。敬称をつけるのは、相手と明らかに立場の違いがある場合です。社長と部下、店と客、先生と生徒…などです。

肩書きを優先するときも

肩書きのある相手だと、Mr.やMs.よりも肩書き自体を敬称として使うことがあります。

たとえばPresident Trump(トランプ大統領)、Professor Baker(ベイカー教授)、Doctor Johnson(ジョンソン先生、博士)、Governor Cuomo(クオモ知事)などです。

注意が必要なのは、小学校や中学校、高校の先生はTeacherという敬称は使いません。Mr.かMs.を使うのが一般的です。児童・生徒、それに保護者が先生を呼ぶ場合は、Mr.かMs.がふさわしいでしょう。

Mr. Mrs. Ms.以外の敬称

これらの敬称は名前がわからなければ使えません。初対面の人や、名前のわからない相手を呼びかけるときにどうすれば良いのかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。名前のわからない相手を呼びかけるときの表現をご紹介します。

名前がわからないとき

男性ならsir、女性ならma’amという敬称があります。sirやma’amは目上の相手に呼びかけるときの表現と考えている方がいるかもしれませんが、決してそうではありません。どちらの立場が上か下かに関係なく、しばしば使われます。

たとえば、電話で話している名前のわからない相手などです。sirやma’amを使わなくても会話は成立しますが、yes, sir(ma’am)というとより丁寧な印象です。

これらの表現は人を呼び止めるときにも使われます。たとえば飛行機に乗っていて、客室乗務員をつかまえるのにExcuse me.(すみません)が一般的ですが、sir!やma’am!と呼びかけても良いでしょう。

カジュアルな言い方も

もっとカジュアルな言い方もあります。たとえばguyです。アメリカではよく使われます。guysと複数形にして複数の相手に使うことが一般的です。

たとえばホテルにチェックインしようとしたところ、カウンターの前に何人かのグループがいたとします。その場合に、Excuse me guys, can I check in first?(みんさん、先にチェックインしても良い?)といような使い方です。

また、Thank you.や別れ際の挨拶などの際に、Thanks. Good day, guys.(ありがとう、みんな良い1日を)のように使うこともあります。

もうひとつカジュアルな表現にfolksがあります。guysほどくだけていません。

アメリカの航空会社を利用して海外旅行の経験がある方は、機内アナウンスの際、Ladies and gentlemenのかわりにfolksが使われているのを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

使い方はguysと同じように、複数形にして複数の相手に使います。

まとめ

英語圏ではファーストネームで呼び合うことが多くありますが、Mr.やMs.、sirやma’amなどの使い方を覚えておくこと便利でしょう。相手や状況によっては、敬称を使うほうが失礼にならずふさわしいからです。

オンラインでマンツーマンの英語学習サービスを提供している「テーラーイングリッシュ」では、こうした生きた英語を学べます。

講師は海外経験豊富な日本人です。英語の細かいニュアンスを含めて身につくでしょう。無料カウンセリングにも応じていますので、ぜひ一度お気軽に問い合わせてみてください。

記事一覧に戻る

0