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英語の副詞句って何?句と節の違いについても説明!

英語の副詞句って何?句と節の違いについても説明!

英語を勉強している皆さんは、副詞を上手に活用していますか?副詞というのは、文章の中描写を細かく表現したり、文中の強弱をつけるなどの役割を担っています。

英語の文法の中でも、品詞は苦手だな…という方はきっと多いと思います。しかし、品詞の役割をしっかり理解することでこれからの英語学習の手助けになることは間違いありません。

特に、品詞の一つである副詞を理解し、使っていくことで英語の表現力のアップにつながります。今回は副詞について深く掘り下げていきましょう。

副詞の基本

今更ですが、副詞とはどういうものでしょうか?副詞は動詞、名詞、形容詞などと同じで品詞の中のひとつです。

主語や述語になることのない語で、主に名詞以外の語の修飾語として用いられます。例えば日本語で言うと”非常に”、”たいへん”、”とても”などのようなものがあります。

副詞とよく混ざってしまうものに形容詞がありますが、形容詞は名詞を修飾します。下の例文を見てください。

例)

・美しい絵
美しい(形容詞)+ 絵(名詞)

・楽しい時間
楽しい(形容詞)+ 時間(名詞)

「副詞」と文法用語で聞くと少し、難しいと感じてしまうこともあるかと思います。いうならば、副詞は無くても文としてはこまらない語と言えます。

しかし、日本語の世界でも同じように言えますが、副詞を使うことで状況を詳しく説明をしたり、表現に色をつけることができるスパイスのような存在なのです。

【私は毎朝7時にご飯を食べる。】

この文の”毎朝7時に”が副詞の部分になります。英語にすると

I eat breakfast at 7:00 o’clock every morning.

このような表現になります。 この、”毎朝7時に”という部分は時を表す副詞となります。

副詞の種類、活用

副詞には 時、場所、頻度、程度そして状態 を表すものなど様々な種類があります。副詞は主に動詞や形容詞を修飾します。修飾とは飾る、という文字からイメージできるように、その単語に”意味をつけたす=色をつける”というようなイメージです。

あの子はとても早く走る。

この文の中の中では、”早く”が副詞です。”早く”という副詞が”走る”という動作(動詞)を修飾しています。

ちなみに、きれいな花という言葉は”きれいな”という形容詞が、”花”という名詞を修飾しています。形容詞は名詞を修飾しています。

副詞句 句と節

また、副詞のほかに副詞句というものがあります。副詞句とはどのようなものでしょうか?副詞句は文の中で副詞と同じような働きをする表現の部分のことを言います。

二つ以上の語が集まって名詞、形容詞、副詞のような働きをすることがあります。主語+述語の形になるものを節、主語+述語の形以外のものを句といいます。

副詞句は、<to 不定詞>、分詞、<前置詞+名詞>の形が副詞句となります。例えば、

My father often goes to Thai for work.
(私の父は仕事でよくタイに行く。)

この文は、to Thai という副詞句(前置詞+名詞)が動詞goes を修飾している形となります。

例)

She is playing piano so hard to win a competition.
(彼女はコンペで勝つために一生懸命ピアノを弾いている。)

I am so happy to see you.
(あなたに会えてとてもうれしいです。)

A boy was standing by the door , singing a song.
(男の子は歌を歌いながら、ドアのところに立っていた。)

副詞の種類

それでは、ここからは実際に副詞の種類を見ていきましょう。

副詞①時をあらわす副詞

まず、時をあらわす副詞があります。この副詞は文末におくことが多く見られます。

例)

I had a English exam yesterday.
(昨日、英語のテストがあった。)

She wakes up early.
(彼女は早く起きる)

I ate chocolate ice cream last night.
(昨晩、チョコレートアイスクリームを食べました。)

このようにときを表す副詞は、ある動作に対して時間に関する表現を付け足す役割(速さ、動作を行ったときなど)を担っています。

〇時を表す副詞の例

today
yesterday
before
now
then
immediatily
already
soon
early

場所を表す副詞

どこで、どこになど、場所をあらわす副詞です。この副詞は動詞の後ろに来ることが多いですが、文末にくることもあります。

例)

Let’s meet here tomorrow.
(明日ここで会いましょう。)

〇場所を表す副詞の単語例

here
there
near
upstairs
far

状態を表す副詞

どのように、どのような状態でいるのかを表す副詞です。動作がどのようになされているかを表します。

例)

She anxiously opened the box.
(彼女は不安そうにその箱を開けた。)

The policeman answered my question very politely.
(その警察官は私の質問に丁寧に答えてくれた。)

He studied at the university very hard.
(彼はその大学でとても一生懸命勉強しました。)

状態を表す副詞はhard,wellなどの単語もありますが、形容詞+lyの形をとる単語が多いです。

〇状態を表す副詞

well
hard
seriously
happily
fluently
slowly
quietly
frankly

頻度をあらわす副詞

どのくらいの頻度で、を表す副詞です。always やoftenなど、頻度を表す副詞は英語の文を作る際にすでによく使われている表現かと思います。この副詞を使うことで頻度を細かく伝えることができますね。

例)

A old man always stands the bus stop.
(おじいさんはいつもバス停に立っている。)

She often plays piano.
(彼女はよくピアノを弾いている。)

He never eats cheese.
(彼は決してチーズを食べない。)

〇頻度を表す副詞

always
almost
usually
sometimes
realry
seldom
never

程度をあらわす副詞

さらに、どのくらい?程度を表す副詞があります。よく使う単語でいうと、veryやreallyなどがありますが、続く言葉を協調したりする場合に使用します。

例)

It was very beautiful landscape.
(それはとてもきれいな景色でした。)

Yes, I fully understand what you said.
(はい、あなたの言っていることを理解します。)

〇程度を表す副詞

very
really
fully
greatly
hardly
absolutely
compretely
quite
almost
badly
fully

程度を表す副詞は基本的に修飾する単語の前に置きます。

まとめ

いかがでしたか?今回は副詞について見ていきました。副詞は動詞や名詞を修飾する役割があり、いくつかの種類があります。

・時を表す副詞
・場所を表す副詞
・状態を表す副詞
・頻度を表す副詞
・程度を表す副詞

このような副詞の種類をすべて分けて覚える必要はありません。副詞は様々な場面で使用でできることがわかりました。単語を覚えて、どんどん会話の中で使っていくことで英語力アップにつながると思います。

ぜひ、副詞を活用し英語の表現の幅を広げてみてください。このように、今まで何となくで覚えていた品詞の活用法や、意味を理解することで英語の自信につながります。

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