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whileの意味や使い方は?知っていればネイティブの英語をマスターできる!!

whileの意味や使い方は?知っていればネイティブの英語をマスターできる!!

whileという言葉はとても英語的な表現ができる単語です。中学や高校では「~のあいだ」という接続詞として習った方も多いのではないでしょうか。

「~のあいだ」というのが基本的な意味ですが、そこから派生した意味合いで使われることもあります。whileの使い方をマスターできれば、ネイティブに近い英語を話すことができます。ここでは、whileのさまざまな意味や使い方をご紹介します。

1、whileの基本的な意味は?

whileの基本的な意味は「~のあいだ」という接続詞です。2つの文章をつなげる役割をもっています。

また、whileは名詞として「時」を表します。whileの基本的な意味をおさえるとともに、実際にどんな使われ方をするのかをみてみます。

1-1、whileの意味①「~のあいだ」

学校でwhileを教わるとき真っ先に習うのは「~のあいだ」という使い方でしょう。まずは基本的な使い方を例文でご紹介します。

I listen to music while I jog.
(ジョギングするあいだ、私は音楽を聴く)
I can’t answer the phone while I’m at work.
(仕事しているあいだは電話に出られない)

whileはほかの接続詞と同じように、whileに続くセンテンス自体を文章の冒頭にもってくることも可能です。この使い方が日本人にはもっともなじみの深い言い回しでしょう。

1-2、whileの意味②名詞で「時」を表す

whileは「時」を表す名詞としてもしばしば使われます。timeという名詞とはやや異なる使われ方です。a whileで「しばらくのあいだ」というひとつの表現として覚えておけば、応用がきくでしょう。以下に例文をみてみます。

I haven’t seen her for a while.
(しばらくのあいだ彼女の姿をみていない)
He came out of the building a short while ago.
(すこしまえに彼は建物から出てきた)
Can you stay just a little while longer?
(もうしばらくのあいだいてもらえますか?)

a whileだけでも「しばらくのあいだ」という意味で使えますが、長さを表す形容詞をつけて使うことが一般的です。

2、文頭にwhileが来るとどういう意味?

whileが文頭に来たとき、「~のあいだ」という意味とはやや異なる意味になります。日本語としてはさまざまな意味にとらえられる場合があり、難しく感じるかもしれません。

ただ、一度使い方をマスターすれば、英語の表現の幅がぐっと広がります。例文をみながら、どんな意味として使われているのかご紹介します。

2-1、「だけども」という意味も

whileが文頭にくるとき、「だけども」という意味になることがあります。同じような意味の単語にbutやhoweverなどがありますが、使い方もニュアンスも異なります。

「だけども」という意味でwhileを使うときには、whileが文頭にくることが一般的です。例文でみてみます。

While I think it’s faster to fly, maybe I’ll use the train.
(飛行機のほうが早いとは思うけど、たぶん列車を使います)
While he is a good baseball player, teaching someone how to play is a different story.
(彼はいい選手だけども、だれかに教えるというのは別問題だ)

butを 使うときは打ち消したい文章の後におきますが、whileは文頭にきます。「しかし」のように2つの文を逆接的につなぎますが、「~はわかっているが」というニュアンスが含まれています。上の例文でいうと「飛行機のほうが早いのは重々承知だが」というニュアンスです。

2-2、対比して「一方」という意味も

whileが文頭にくるとき、2つの文章を「一方」という意味でつなぐことがあります。例文で解説します。

While she works so hard during weekdays, she sleeps almost all day on weekends.
(平日、彼女は一生懸命働くいっぽう、週末はほとんど1日中寝ている)
While Japan is eager to hold the meeting, other nations are reluctant to do that.
(日本が会議を開きたいと思っているいっぽう、ほかの国は消極的だ)

これらの使い方の場合、「だけども」と訳しても意味は通じます。「だけども」という意味で理解したとしても、大意に違いはないでしょう。実際にネイティブは「だけども」と「一方」を区別して使っているわけではありません。2つのセンテンスを対比してつなげるときに使っています。

まとめ

「だけども」や「一方」という意味でwhileを使う表現は、やや難しい言い回しかもしれません。日本語の「一方」という表現自体、くだけた会話のシーンで使わないのと同じです。ただ、パブリックな場や人前で話すときにはとても便利な表現といえます。使えるようになると、ネイティブらしい格好いい英語になります。

英語を学ぶうえでは日本語の直訳ではなく、ネイティブが使う表現をどれほど自分のものにできるかがポイントです。オンラインでマンツーマンの英語学習サービスを提供している「テーラーイングリッシュ」では、海外経験豊富な日本人講師が本場の英語を教えてくれます。無料カウンセリングにも応じていますので、ぜひ一度お気軽に問い合わせてみてください。

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