英語の数字は苦手という方も多いのではないでしょうか。100の位以上の数字は、単位を区切る場所が日本語と異なる部分もあり、聞いてもすぐに数字が頭に思い浮かばないことが多いかもしれません。英語ならではの独特の表現もあります。
しかし、買い物でのお金の計算や日時を伝えるときなど、日常生活で数字を使わないわけにはいきません。
英語の数字は、一定の法則性がわかれば比較的簡単に表現することができます。ここでは、数字を表わす基本的な英語と、便利な表現をご紹介します。
英語の数字の基本的な読み方
英語の数字の基本的な読み方をおさらいしてみましょう。20までの数え方を覚えてしまえば、30から100までの数え方も難しくありません。一定の規則性があるからです。
100を超える数字についても同じことがいえます。ただ、数字が大きくなると、英語では読み方のパターンが複数あり、戸惑うこともあるかもしれません。詳しくご紹介します。
100を超える数字についても同じことがいえます。ただ、数字が大きくなると、英語では読み方のパターンが複数あり、戸惑うこともあるかもしれません。詳しくご紹介します。
100までの数字の読み方
1~20までの数字が、その後の大きな位でも基本となります。たとえば21ならtwenty-one。「20」+「1」という表現です。28ならtwenty-eight、「20」+「8」と表現します。
30より上の数字も表現方法は同じです。31ならthirty-one、「30」+「1」。41ならforty-one、「40」+「1」、51はfifty-one、61はsixty-one ……となっています。
1~20までの読み方
30より上の数字も表現方法は同じです。31ならthirty-one、「30」+「1」。41ならforty-one、「40」+「1」、51はfifty-one、61はsixty-one ……となっています。
1~20までの読み方
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
one | two | three | four | five | six | seven | eight | nine | ten |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
eleven | twelve | thirteen | fourteen | fifteen | sixteen | seventeen | eighteen | nineteen | twenty |
100を超える数字の読み方
100を超える数字は、百(hundred)のあとに90の位までの数字を付け足します。
たとえば101ならone hundred and one、「100」+「1」です。同じように333なら、three hundred and thirty-threeとなります。
発音する際、one hundred のあとにandを入れても入れなくてもかまいません。アメリカ英語ではandを入れるのが一般的です。
千の位も同じように表現します。1100ならone thousand one hundred、1125ならone thousand one hundred and twenty-fiveです。千の単位になると、かなり長い英語の表現となります。
英語は長々しい表現を嫌う傾向があるため、ネイティブは、千(thousand)という単位を使わずに表現することもあります。
1100の場合、eleven hundred、1125の場合、eleven hundred and twenty-fiveとなります。百の単位でまとめて表現してしまう方法です。2500ならtwenty-five hundred、7600ならseventy-six hundredとなります。
千より上の位で注意が必要なのは、日本の「万」や「億」などの単位がないことです。たとえば1万と英語で言う場合、「万」の単位がないため、ten thousandという言い方をします。千が10あるという意味です。
英語では「億」がないかわりに、「10億」という単位があります。billionです。one billionで10億という意味です。
1億と言いたい場合には、そのひとつ前の小さな単位を使って、one hundred million(100万が10ある)という言い方をします。
hundred(百)という単語を使っているのに1億という意味になるあたりが、日本人が難しいと感じてしまう部分かもしれません。
たとえば101ならone hundred and one、「100」+「1」です。同じように333なら、three hundred and thirty-threeとなります。
発音する際、one hundred のあとにandを入れても入れなくてもかまいません。アメリカ英語ではandを入れるのが一般的です。
千の位も同じように表現します。1100ならone thousand one hundred、1125ならone thousand one hundred and twenty-fiveです。千の単位になると、かなり長い英語の表現となります。
英語は長々しい表現を嫌う傾向があるため、ネイティブは、千(thousand)という単位を使わずに表現することもあります。
1100の場合、eleven hundred、1125の場合、eleven hundred and twenty-fiveとなります。百の単位でまとめて表現してしまう方法です。2500ならtwenty-five hundred、7600ならseventy-six hundredとなります。
千より上の位で注意が必要なのは、日本の「万」や「億」などの単位がないことです。たとえば1万と英語で言う場合、「万」の単位がないため、ten thousandという言い方をします。千が10あるという意味です。
英語では「億」がないかわりに、「10億」という単位があります。billionです。one billionで10億という意味です。
1億と言いたい場合には、そのひとつ前の小さな単位を使って、one hundred million(100万が10ある)という言い方をします。
hundred(百)という単語を使っているのに1億という意味になるあたりが、日本人が難しいと感じてしまう部分かもしれません。
百万 | 千 | 10億 | 1兆 |
---|---|---|---|
million | thousand | billion | trillion |
英語の数字の独特な表現
英語で数字を表現する際、日本語にはない独特な表現があります。学校で「序数」を習ったことを覚えている方もいるかもしれません。日付けを言う場合などには、「序数」を使います。詳しくみてみます。
順番を表す序数
「序数」とは、順番を示す際に使う数字の表現です。日本語でいうと「最初の…」「2つめの…」と数えられる場合に使います。具体的には、「日付け」や「順番」「回数」を言う場合です。
序数自体にも規則性があります。1、2、3以外は数字のあとにthをつけると序数になると思ってよいでしょう。序数も20までの言い方を覚えておくのがポイントです。20までの序数と表記のしかたを以下にまとめました。
序数自体にも規則性があります。1、2、3以外は数字のあとにthをつけると序数になると思ってよいでしょう。序数も20までの言い方を覚えておくのがポイントです。20までの序数と表記のしかたを以下にまとめました。
1st | 2nd | 3rd | 4th | 5th | 6th | 7th | 8th |
---|---|---|---|---|---|---|---|
first | second | third | forth | fifth | sixth | seventh | eighth |
11th | 12th | 13th | 14th | 15th | 16th | 17th | 18th |
eleventh | twelfth | thirteenth | fourteenth | fifteenth | sixteenth | seventeenth | eighteenth |
9th | 10th |
---|---|
ninth | tenth |
19th | 20th |
nineteenth | twentieth |
日本語にはない数字の表現
日本語にはない数字の表現をご紹介します。たとえば数字の0(ゼロ)は英語でzeroですが、nilという言い方もあります。
これはスポーツの試合のスコアなどを言うときによく使います。「私たちは5-0で負けた」という場合、We lost 5 to nil.といった具合です。
小数点がつく場合、half(半分)やquarter(4分の1)が使われることもあります。2.5マイルというとき、two point five milesというのが日本人にはもっともわかりやすい言い方です。
しかし、ネイティブがしばしば使う表現に、two and a half milesあるいはtwo miles and a halfなどがあります。同じように2.25マイルの場合、two and a quarter milesかtwo miles and a quarterとなります。
電話番号や郵便番号などをいう際、同じ数字が2つ続いたり、3つ続いたりした場合の独特な表現もあります。doubleとtripleを使う表現です。
たとえば5655を英語でいうとき、five, six, double fiveと言うことがあります。もし5666ならfive triple sixと、「3つの6」という言い方です。
これはスポーツの試合のスコアなどを言うときによく使います。「私たちは5-0で負けた」という場合、We lost 5 to nil.といった具合です。
小数点がつく場合、half(半分)やquarter(4分の1)が使われることもあります。2.5マイルというとき、two point five milesというのが日本人にはもっともわかりやすい言い方です。
しかし、ネイティブがしばしば使う表現に、two and a half milesあるいはtwo miles and a halfなどがあります。同じように2.25マイルの場合、two and a quarter milesかtwo miles and a quarterとなります。
電話番号や郵便番号などをいう際、同じ数字が2つ続いたり、3つ続いたりした場合の独特な表現もあります。doubleとtripleを使う表現です。
たとえば5655を英語でいうとき、five, six, double fiveと言うことがあります。もし5666ならfive triple sixと、「3つの6」という言い方です。
まとめ
英語でネイティブと話しているとき、わからない単語があっても前後の文脈で意味が推測できることがあります。しかし数字となると、文脈から読み取るのは至難の業といえます。
オンラインでマンツーマンの英語学習サービスを提供している「テーラーイングリッシュ」は、数字の基本的な言い方や英語圏で使われている生きた表現を教えてくれます。
講師陣は海外経験豊富な日本人ばかりです。さまざまな英語のニーズにこたえるため、無料カウンセリングにも応じています。ぜひ一度お気軽に問い合わせてみてください。
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