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“the other” と ”another” はどう違うの?使い分けの方法!

“the other” と ”another” はどう違うの?使い分けの方法!

今回は、日本語で”他の”、”別の”という意味になるthe other, the others, another そして同じ意味を持つ”else”の違いや使い分けについてわかりやすくご紹介します。

英語を勉強していく中で、使い分けが難しいと感じる単語に出会うことがあります。これらの単語the other, the others, another,elseは日本語で表すと同じ意味を持っていますが、英語の場合になると、その対象となるものによって使い分けることが必要です。

なんだか、考えるだけでややこしいな…と感じてしまう単語ですが、実はイメージをしっかり捉えることができれば、簡単に使い分けることができます。

それぞれの使い分けと考え方をわかりやすく覚えよう

one とthe other :ひとつともうひとつ

二つのものを並べる場合、二つあるうちの一つを表す場合、oneとthe other を使って次のようにあらわすことができます。 

I have two friends. One is a doctor, and the other is a teacher.
(私は2人の友人がいます。一人は医者で、もう一人は先生です。)

one は”一つの、一人の”<=医者をしている友人>意味として使い、the other はoneとは”別のもう1人”の兄弟<=先生をしている友人>を表す意味で使うことができます。

one と the others:ひとつと残りのもの

一方、the others はどうでしょうか。the others を使う際も考え方は一緒です。the other の数が増えて、複数形になっています。

I have three boxes. One is red, and the others are blue.
(私は3つの箱を持っています。一つは赤で、その他は青です。)

ここでのoneは3つの箱の中の”一つ”について、色が赤いことについて述べています。それに対し、the others で”他の”箱について、他の2つの箱は青いことを述べています。the others は”一つ”以外のすべてのもの、残りのもの(達)を表すことができます。

one と another:ひとつと別のひとつ

先ほどのthe other,the othersでは特定のグループ内での中のものを述べることに使いました。それでは、anotherの場合はどうでしょうか。

★the は特定のもの、a(an)は不特定のものに使う

anotherという単語はもともと、an +otherを組み合わせた単語で、解体すると

an (一つの)+ other (他の物)となります。

1,2のthe other, the others の場合は特定のグループのものについて述べているのに対し、another は特定されない別の”一つ”を表すときにつかいます。例文を見てみましょう。

I have a red car. But I need another car.
(赤い車をもっています。しかし私は別の車が必要です。)

このanotherはここにはない、、想像上の車のことについて述べています。このように、anotherでは今ここにはない他の物(不特定)という意味で表すことができます。

otherも複数形をあらわす

otherは複数の名詞を修飾します。

Well, that was nice one. Do you have any other questions?
(今のはいい質問でしたね。何か他に質問はありませんか?)

other の後には基本的に複数の数えられる名詞がきます。theをつけた時と違うのは、”残りのすべて”という意味を持っていないことです。

else との違い

elseという単語もotherと同じ”別の”、”他の”という意味を持っていますね。しかし、実際に使用する意味合いは変わってきます。other やanotherは後ろの単語を修飾する形容詞であることに対し、else は前の名詞を後ろから修飾します。elseは副詞です。

elseは通常、any~、some~、no~、every~、で始まる単語や、-body, -one, -thing, -where で終わる単語に使用できます。

例)
I want to eat something else
(何か別の物が食べたい。)

Is there anyone else in the computer room?
(コンピューター室に他に誰かがいる?)

let's go to somewhere else.
(ここではないどこか別の場所へいこう。)

まとめ

いかがでしたか?グループでわかりやすく分けると下のようになります。

〇残りのものを表す場合(特定)

the other- 単数
the others‐複数

〇ここにはない別のものを表す場合(不特定)

another ‐ 単数
other - 複数

〇elseは副詞用法、決まった単語とセットで使用する

any~、some~、no~、every~、で始まる単語
~body, ~one, ~thing, ~where で終わる単語など

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