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なんとなくを卒業!英語のbyの使い方を覚えよう

なんとなくを卒業!英語のbyの使い方を覚えよう

byという英単語は文章を作る上でかかせません。英語を勉強している皆さんも会話や文章の中で頻繁に使われている単語ではないでしょうか。

一般的にbyは”○○によって”という手段を表す使い方で覚えられている方も多いかもしれません。実はbyという単語は、様々な用法・場面で使われています。

皆さんはbyの使い方を正しく覚えていますか。この記事ではbyの使い方をおさらいし解説していきます。ぜひ、今後の文章表現に役立てくださいね!

悩んでしまう前置詞 ”by”の使い方

よく使う場面の多い単語のby。byは前置詞に属します。その使い方は様々ですが、他の前置詞と混ざって覚えないよう使っていきたいですね。

まず、前置詞とは一体どのようなものでしょうか。前置詞は文の中で他の語との関係をあらわす語となっています。英語で代表的なものは、at, on, in ,of などがあげられます。それでは、実際にbyの使用用法を見ていきましょう。

もう悩まない!”by”の使い方を覚えよう

前置詞byというと、”○○によって~される”という動作を行っている動作主を表す使い方を最初に思い浮かぶ方が多いかもしれません。

実は、byは人の動作を示す以外にも、距離や場所などの空間を表す表現方法や手段・方法など様々な使い方があります。

byのイメージとしては ”~に近く寄っている”というものです。これは、物理的な近さだけではなく、時間的な近さや、行為と行為者の近さなど様々な近さを表しています。

”~のそばに” 場所・位置を表すby

位置や空間をあらわすときに使う場合にbyを使用します。この、位置や空間を示すby にはいくつか種類があります。

<場所>

~のそばに・そばで、~の近くに、~の脇に 

※距離を表すそばにという単語は他にも、near、besideなどもありますが、byは手の届く範囲、すぐそばにある距離感のイメージです。

例)

A cat is sleeping by the window.
(猫が窓のそばで寝ています。)

Her family lives by the river.
(彼女の家族はその川のすぐそばに住んでいます。)

She was standing by the door when I got to home.
(彼女は私が家についたとき、ドアの前に立っていた。)

<通過>

また、byは通過を表現することもあります。

Every morning, I pass by that flower shop on my way to workplace.
(毎朝、職場へ行く途中にその花屋さんを通り過ぎます。)

”~によって” 方法・手段を表すby

方法や手段をあらわす場合にもbyを使用します。byのあとは名詞や動名詞(動詞の~ingの形)を入れ、”~によって” または、 ”~することによって”という形をとります。特に、メールする、電話をするなど連絡の手段にもよく使われています。

例)

I wrote a letter to my sister in Japan by hand.
(私は日本にいる妹へ手書きの手紙を書いた。)

He bought new furnitures by credit card.
(彼は新しい家具をクレジットカードで買った。)

I made some money by selling my old clothes.
(私は古い服を売ることでお金を稼いだ。)

My sister sent me a message by e-mail.
(妹は私にメールでメッセージを送った。)

<交通手段>

また、手段の中で頻出するのが交通手段を表す際に使うbyです。

例)

I came here by bus.
(私はここにバスできました。)

She went to school by train.
(彼女は汽車で学校へいった。)

”○○によって”動作主を表すby

”(誰か)○○によって”という使い方はおなじみかと思います。このように、動作主が行ったことを”~によって”と表す際にも使用できます。また、人に限定されず、ものや事柄にも使用することができ、主に受け身の文で使用されます。

例)

The book is written by famous English teacher in England.
(その本はイギリスで有名な英語の先生が書きました。)

The island is surrounded by the sea.
(その島は海に囲まれている。)

”~までに” 時を表すby

時や時間をあらわす場合にもbyを使うことができます。byは”~までに”という限定的な表現をすることができます。締め切りのような限定的な時の表現や、日常会話の中でもよく使われますので覚えておくと便利ですね。

例)

I need submit this document to immigration by Friday.
(この書類を金曜日までに移民局へ提出しなければいけません。)

Can we get to the station by 21:00?
(駅には21時までにつけますか?)

また、ある一定の期間を表す時にも使用できます。

I want to finish this job by daytime.
(この仕事を昼間のうちに終わらせたい。)

まとめ

いかがでしたか?今回は、byの代表的な使い方を見ていきました。

・”~のそばに” 場所・位置を表すby
・”~によって” 方法・手段を表すby
・”○○によって” 動作主を表すby
・”~までに” 時を表すby

このように、byは様々な用法で使われています。どれも会話や文章の中で大事な役割を示しているので覚えておくと今後の学習にも大いに活用できるはずです。

前置詞byは幅広く使用できる単語でした。英語を勉強する中で前置詞の細かい用法を知っておくと今後の英語の学習や、実際の会話にとても役立ちます。

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