この記事でわかること
- 三人称単数 s ルールとは何か
- 三単現 s をつけるとき・つけないときの基本ルール
- 例外パターンと注意点
- 実際の例文での確認
- 三単現 s を忘れないための覚え方と学習のコツ
三人称単数 s ルールとは?
英語では、主語が三人称・he, she、it などで単数の場合、動詞に s・または es をつけるルールがあります。
これを「三人称単数現在形の s」または「三単現の s」と呼びます。
中学英語の最初の壁とも言われる大事なルールです。
より詳しい基礎解説は junpei-english.com の記事 でも確認できます。
基本ルール
1. 主語が三人称単数のとき
He / She / It, Tom / My father / This book など
この場合、動詞に s をつける。
- He plays soccer.(彼はサッカーをする)
- She likes music.(彼女は音楽が好き)
- My dog runs fast.(私の犬は速く走る)
2. 主語が I / You / 複数のとき
s は不要。
- I play soccer.
- You like music.
- They run fast.
三人称単数 s のつけ方ルール
- 通常の動詞 → 語尾に s
play → plays / read → reads - 語尾が s, sh, ch, x, o の場合 → es をつける
kiss → kisses / wash → washes / watch → watches / fix → fixes / go → goes - 語尾が子音+y の場合 → y を i に変えて es
study → studies / carry → carries - 母音+y の場合 → そのまま s
play → plays / say → says
動詞の語尾による変化については、ThoughtCo の解説も参考になります。
三単現 s がつかないケース
- be動詞(is, am, are)
- 助動詞(can, will, must など)
例:He is a teacher.(is に s は不要)
She can swim.(can に s は不要)
三人称単数 s を忘れないコツ
- 主語チェック習慣:文を書く前に「主語は誰?」を確認
- よく使う例文を暗記:He plays. / She likes it. / It works.
- 音読で定着:s があると発音が変わる(/z/ や /iz/)ので耳と口で覚える
- 会話練習で意識する:書くだけでなく、話すときにも三単現の s を意識
まとめ|三人称単数 s ルールのポイント
- 主語が he / she / it / 名前 / 単数名詞 → 動詞に s
- 語尾によって s / es / ies の変化がある
- be動詞・助動詞には s がつかない
- 主語チェック → 動詞確認が定着のカギ
三単現の s は英語学習の基礎中の基礎。しっかり理解して、文法の土台を固めましょう!
次にできるアクション
- 主語+動詞の例文を5つ書いてみる
- 三単現の s が必要かどうかを必ずチェック
- 英会話で he/she/it を使ったときに s を意識