この記事でわかること
- 完了形 過去形 違いの基本ルール
- 経験・完了・結果・継続での現在完了の使い方
- 過去形との使い分けのポイント
- 日本人が間違えやすい例
- 会話・試験で役立つ覚え方
完了形と過去形の基本的な違い
過去形
過去のある時点での出来事を表す/時間が特定されることが多い
例
I visited Kyoto last year.
私は昨年、京都を訪れた
過去の事実を単に述べる表現。詳しい解説は こちらの記事 でも確認できます。
現在完了形
過去と現在をつなぐ表現/過去に起こったことが今に影響している
例
I have visited Kyoto three times.
私は京都を3回訪れたことがある
経験として今につながっていることを強調。
現在完了形の4つの用法
- 経験
I have been to Canada.(カナダに行ったことがある) - 完了
I have just finished my homework.(ちょうど宿題を終えたところだ) - 結果
I have lost my key.(鍵をなくしてしまった → 今も持っていない) - 継続
I have lived in Tokyo for five years.(私は5年間ずっと東京に住んでいる)
過去形との使い分けポイント
- 具体的な時を言うとき → 過去形
I saw him yesterday. - 経験・完了・結果・継続 → 現在完了形
I have seen him before.
過去と現在をつなげるかどうかがカギ。英語圏での感覚的な違いは FluentUの比較解説 が参考になります。
日本人がよく間違えるポイント
× I went to Kyoto last year.
last year=過去の具体的な時があるので過去形。
✅ 正しくは・I went to Kyoto last year.
試験や会話で役立つ覚え方
- 過去形=過去の点
- 完了形=過去から現在への線
点か線かで考えるとスッキリ整理できます。
まとめ|完了形 過去形 違いの整理
- 過去形=過去の事実を表す・時間が特定される
- 完了形=過去と現在をつなぐ・今に影響がある
- 現在完了形には経験・完了・結果・継続の4用法
- 具体的な時が出てきたら必ず過去形
完了形 過去形 違いを理解すると、英会話も英文法も格段にクリアになります。
次にできるアクション
- 今日あったことを過去形で3文書く
- 過去から今につながることを現在完了形で3文書く
- 過去形と完了形を意識して日記を英語で書いてみる

