海外の滞在で必ず足を運ぶ場所のひとつがレストランでしょう。おいしい現地の食事が楽しみな半分、ひとりで食事をしたり予約したりできるか、不安な方も多いのではないでしょうか。
英語圏のレストランでの予約や注文は、日本とは違う習慣もあります。そこでこの記事では、現地のレストランでの習慣や、使える便利な表現をご紹介します。
1、英語でレストランの予約から注文まで

1-1、英語で予約するときの表現
God evening, Mama’s Kitchen, my name is Tracy, may I help you?
(こんばんは、ママズキッチンのトレイシーです。なにをお伺いしましょうか)
予約を入れる際、難しい表現を使う必要はありません。「日時」と「人数」「名前」が伝えられれば十分です。以下に、ひろしという名前の人があすの夜7時から2人で予約を入れる場合の言い方をいくつかまとめました。
・Hi. I’d like to make a reservation for two people at 7pm tomorrow night,
under the name, Hiroshi.
・Hi. I’d like to reserve a table for two at 7 pm tomorrow night under the name,
Hiroshi.
・Hi. Can I make a reservation for two at 7pm tomorrow night, under the name,
Hiroshi?
これに対して、レストラン側からは次のような反応が予想されます。
・OK, you’re all set. Have a great day.(予約は完了しました。良い1日を)
・I’m sorry, we’re fully booked.(申し訳ありません、満席です)
・We don’t take reservations.(予約は受けつけていません)
レストランに伝える名前はニックネームでもいいでしょう。伝えた名前をもとに、店内で呼び出されたり案内されたりしますので、ネイティブが発音しやすいほうがスムーズかもしれません。
1-2、英語で注文の方法は
I’ll have beer, please.(ビールをお願いします)
I’ll have just water, please.(水で結構です)
もし複数でレストランに来た場合には、Iをweにしましょう。その際、ビールや水は複数になります。waterのような数えられない名詞はtwo glasses of waterと学校で教わったかもしれませんが、レストランなどでの注文はtwo waters, two beersでかまいません。
料理の注文も同じ要領です。I’ll haveのあとに食べたい料理の名前をいいます。肉料理などでは、How would you like your meat?(お肉はどのように焼きますか?)と尋ねられることもあります。rare, medium, well-doneから選びましょう。
卵やポテトを使った料理でも、調理法を聞かれることがあります。卵ならboiled(ゆで卵)、scrambled(スクランブルエッグ)、sunny side up(目玉焼き)、over easy(半熟の両面焼き)、ポテトならbaked(焼く)、fries(フライ)、hash browns(ハッシュブラウン)などが主な選択肢です。基本的な調理法の英語はおさえておくといいでしょう。
1-3、料理が来なかったり注文が間違ったりしたら?
料理が注文と違っていた場合は、次のような表現があります。ウエイターにしっかり伝えましょう。
・This is not what I ordered.(これは注文したものではない)
・You messed up my order.(注文を間違えています)
2、レストランでの支払いからチップまで

2-1、支払いは座席やレジなどさまざま
クレジットカードで支払う場合には、check(会計の明細)といっしょにウエイターにカードを手渡します。現金の場合も明細といっしょに手渡します。お釣りが必要な場合でも、ウエイターは受け取ったお金から飲食代だけを差し引いて、お釣りが返金される仕組みです。
2-2、チップの払い方
クレジットカードで飲食代を支払う場合は、カードでチップを支払うこともできます。カードを渡したウエイターが戻ってくると、2枚つづりの領収書を渡されます。1枚は店用、1枚は自分用です。
双方には、料理代金の下にTipと書かれた欄とTotalと書かれた欄があり、いちばん下にサイン欄があるはずです。カードでチップを支払う際には、自分が渡したいチップの金額をTipの欄に書き込み、料理代金とあわせた総額をTotalの欄に記入してサインします。
チップを現金で処理したい場合は、食べ終わったテーブルの上にチップを置いておきましょう。ウエイターがテーブルを片づける際に回収されます。
まとめ

オンラインでマンツーマンの英語学習サービスを提供している「テーラーイングリッシュ」は、現地の生活に役立つ英語を教えてくれます。講師陣は海外経験豊富な日本人ばかりです。さまざまな英語のニーズにこたえるため、無料カウンセリングにも応じています。ぜひ一度お気軽に問い合わせお待ちしております。