英字新聞を読むことは、生きた英語を身につける上でとても有効です。趣味の世界や文化・芸術、時事問題にいたるまで、さまざまなトピックスを扱っているからです。
しかし、いくつもある英字新聞のなかからどれを選んで購読すれば良いのか、迷う方もいるのではないでしょうか。
それぞれの特徴がわかれば、どの新聞が自分にあっているか判断がつくでしょう。そこでここでは、英語のレベルに応じて、おすすめの英字新聞をご紹介します。
オススメの英字新聞・初級者編

英語の難易度も新聞によって異なるのが実情です。ここでは英語の初級者に最適の英字新聞をご紹介します。
The Japan Times Alpha
もともとはStudent Timesという名前で1951年に創刊されました。英語を勉強しているstudent(生徒)のための新聞というのがコンセプトです。
いまもそのコンセプトは引き継がれ、英語を勉強している人に親しまれています。紙面で大きく扱うのは、その週に起きたニュースです。日本語の注釈もついているため、辞書に頼らなくても理解できるでしょう。
海外の文化や、外国人から見た日本をテーマにしたエッセイも掲載されています。執筆にあたるのはアメリカやイギリスなどのネイティブだけではありません。
マレーシアやシンガポールなどのネイティブではない人が執筆する記事もあります。生きた英語の表現だけでなく、多彩な文化に触れられるのも魅力です。
映画解説や旅行記などの記事もあり、時事問題に詳しくなくても楽しみながら購読できるでしょう。
Mainichi Weekly
記事にあるkeywordsというコラムに単語の解説があります。この解説を読めば、記事の内容は比較的簡単に理解できます。keywordsの単語はよく使われる言葉ばかりなので、語彙を増やすのにも役に立つでしょう。
紙面にはTOEIC対策のコーナーもあります。英字新聞であると同時に、参考書のような感覚で読むこともできます。映画や小説も掲載され、初心者でもとっつきやすいよう工夫されています。
オススメの英字新聞・中級上級者編

本格的な英字新聞を読むことで、実際にネイティブはどんな英語を使っているのか、実践的な表現を自分のものにすることができます。
Asahi Weekly
初級レベルの記事は簡単な英語で表現され、カラー写真などもふんだんに使われているのに対して、中級の記事はやや長文です。中級にはインタビュー記事もあり、英語が会話口調なので、とても役に立つのではないでしょうか。
上級の記事になると、国際情勢や海外の政治などを扱っていて、難易度が上がります。ただ、日本語の注釈や解説があるため、挑戦する価値はあるでしょう。
The Japan Times
読者にネイティブが多いため、扱う話題も海外のネタが多いといえます。アメリカやイギリスの政治や社会情勢の予備知識も多少必要かもしれません。
英語は本場の英語です。現地で使われるスラングや口語的な表現、流行語なども記事に登場します。一歩レベルの高い英語を求めている人には最適の英字新聞です。
まとめ

英語は生き物ですから、社会の変化やトレンドによって次々と新しい言葉が生まれています。流行語なども英字新聞を読めばすぐに取り入れることができるでしょう。
英字新聞で独学する以外にも、こうした生きた英語を学ぶ方法はあります。オンラインでマンツーマンの英語学習サービスを提供している「テーラーイングリッシュ」です。
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