英語を学んでいる人なら、英検2級ぐらいはパスしたいと考える人は多いのではないでしょうか。2級は、英語がある程度「できる」といえる最低ラインというイメージがあるからです。
実際に英検2級はどの程度の難易度なのでしょうか。ここでは、英検2級のレベルや、合格するにはどんな対策をすればいいのなどを詳しくご紹介します。
1、英検2級って難しい?

合格率も決して高くはなく、簡単に受かるというものではありません。英検2級のレベルや検定内容を詳しくみてみます。
1-1、英語のレベルは高卒程度
高校卒業程度ということは、基本的な文法は理解していることになります。基礎的な会話は中学英語で十分といわれていることを考えると、英検2級は「英語が話せる人」という証しになるでしょう。
1-2、検定内容は
2次のスピーキングは1対1の面接形式で、語彙や発音、コミュニケーション能力などが評価されます。
1-3、英検2級の合格率は
1次試験の合格率は30パーセント、2次試験の合格率は80パーセント前後となっています。1次試験を通過するのが、大きな関門といってもいいでしょう。
こうした過去のデータから、1次と2次を含めた英検2級の合格率は25パーセント前後とみられています。英検3級の合格率が55パーセント前後といわれていることから、2級は決して簡単な検定とはいえません。
2、英検2級の検定を合格するには

2-1、筆記試験対策
正答率が6割に満たない方は、英語力の底上げが必要です。筆記試験の中身は「語彙・文法」「読解」「ライティング」に分類できます。このうちもっとも出題数が多いのは「語彙・文法」です。
「語彙・文法」は読解力やライティングにも必要となりますので、うろ覚えでやり過ごしてきた表現はこの機会にしっかり復習しておくことが必要です。
2-2、リスニング対策
もうひとつのポイントは、たとえわからない単語や表現があっても、そこで立ち止まらないことです。わからなかった部分は頭の中で飛ばして、話の全体を理解するようにしましょう。内容を聞いているうちに、わからなかった部分のニュアンスの見当がつく場合もあります。
日頃からたくさんの英語に触れ、耳を慣らしておくことも大切です。
2-3、スピーキング対策
いざ試験当日を迎えたら、心がけるべきことは2つあります。ひとつは「ゆっくりでいい」ということです。あせらず真摯な態度で面接官の質問にこたえることが大切です。質問が聞き取れなかったら、聞き取れなかったことを正直に告げて、もう一度言ってもらうようにしましょう。
2つめは「余計なことを言わなくていい」ということです。質問のこたえと関係のない話を延々とするのは論外ですが、良かれと思って話を付け加えようとしたらうまくしゃべれず墓穴を掘るというのはよくある話です。コンパクトな答えを心がけるといいでしょう。
まとめ

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