✅ この記事でわかること|best regards 使い方と正しいマナー
- best regards 使い方と正確な意味・ニュアンス
- 英語メールでの適切な使い方と注意点
- カジュアル・フォーマルの違いと場面別の使い分け
- Sincerely・Kind regardsなど類似表現との違い
- 実際の英文メールで役立つ署名テンプレート集
はじめに・Best regardsってどういう意味?
英語のビジネスメールや海外とのやりとりでよく見かける「Best regards」。
でも、こんな疑問ありませんか?
- どういう意味?
- どんな相手に使えばいいの?
- 他の結びの言葉と何が違うの?
実は、Best regardsは丁寧で万能な結びのフレーズとして、ネイティブにもよく使われている表現です。
この点については、Best regardsの日本語解説記事も参考になります。
Best regardsの意味とは?
Best regards の直訳は
✅ 敬具・よろしくお願いします・ご多幸をお祈りします
というニュアンス。英語の文脈では、敬意を込めて丁寧に結ぶ表現として広く使われています。
読み方:ベスト・リガーズ / best rɪˈɡɑːrdz
相手に対する丁寧な気持ちや信頼を込めた、親しみある表現です。
Best regardsの使い方・基本パターン
「Best regards」は英文メールの結び文として、下記のように使用されます。
Best regards, Taro Yamada
✅ カンマ「,」を忘れずに!
✅ 行を分けて、名前の前に置くのがマナーです。
例文|メールでの使用例
Dear Ms. Anderson, Thank you for your quick response. I look forward to our meeting next week. Best regards, Taro Yamada
このように、本文のあとに「Best regards」を置いて、名前で結ぶのが一般的です。
どんな相手・場面に使える?
シーン | Best regards 使用可否 | コメント |
---|---|---|
ビジネスメール・社内・社外 | ◎ | 丁寧・定番の表現 |
初対面の相手へのメール | ◎ | 無難で礼儀正しい |
フォーマルな依頼文 | ◎ | Sincerelyよりやや柔らかい印象 |
カジュアルなやりとり | 〇 | 親しみのある丁寧表現 |
友人・家族 | △ | よりくだけた表現でもOK(See you / Cheersなど) |
Best regardsの類似表現と違い
英語のメール結語には他にもいくつか定番があります。それぞれのニュアンスを簡単に比較してみましょう。
表現 | ニュアンス | 使用シーン |
---|---|---|
Best regards | 丁寧・信頼感・中程度のフォーマルさ | ビジネス全般で使いやすい |
Kind regards | 少しやわらかく丁寧 | 社内や親しい取引先向け |
Warm regards | 温かみ・親しみ | 仲の良い関係者向け |
Sincerely | よりフォーマル・硬め | 履歴書・オフィシャルな手紙 |
Regards | ややカジュアル | 社内や気軽なやりとり |
Thanks / Cheers | カジュアル・感謝 | 友人・親しい関係者向け |
ニュアンスや使い分けの詳細は、Grammarlyの解説記事も非常に参考になります。
Best regardsは略してもOK?
ビジネスメールでは略さずにBest regardsを使うのがベターです。
ただし、カジュアルなやり取りでは:
- Regards → 少し軽め
- BR → 非常に略式/チャット向け
⚠️ 正式な文書・相手が目上の場合には略語は避けましょう。
補足・Best regard は正しい?
❌ Best regardという表現は誤りです。
✅ 正しくは必ず複数形でBest regardsを使います。
これは「敬意をいくつかの形で表している」というニュアンスがあるためです。
英文メールでの使い方テンプレートまとめ
Dear Mr. Smith, Thank you for your support. Please let me know if you have any questions. Best regards, Yuki Tanaka
よくある質問・Q&A
Q. Best regardsはフォーマル?カジュアル?
→ 中間です。丁寧さを保ちながらも堅すぎないバランスの取れた表現です。初対面でも親しい相手でも、どちらにも無難に使えます。
Q. SincerelyとBest regardsのどちらがいい?
→ 履歴書や契約書など極めてフォーマルな文書にはSincerelyが好まれます。日常的なビジネスメールでは「Best regards」のほうが柔らかく親しみやすい印象になります。
ミニまとめ|Best regardsの使い方
- best regards 使い方の基本は「敬具・よろしくお願いします」といった意味を正しく理解することから。
- カジュアルすぎずフォーマルすぎないため、幅広い場面で安心して使える。
- 類似表現とのニュアンスの違いを理解して使い分ければ、より効果的。
- ❌ Best regard は誤り。必ず「Best regards」と複数形で書く。
次にできるアクション
- ✅ 英語メールのテンプレートにBest regardsを取り入れてみる
- ✅ 類似表現・Kind regards / Sincerelyと使い分け練習
- ✅ 上司や同僚の英語メールでどの結語を使っているかチェック
- ✅ チャットやメールでの略語・BR, Thxなどとの使い分けも覚えておく